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Tue, 19 November 2024
極楽スパでリラックス

 

年末年始のバタバタがようやく落ち着き始めるこの時期には、今まで溜まった疲れが一気に出てくることもありがち。今回はストレス社会に生きる現代人のためのオアシス、スパ特集をお届けします。スパというと女性向けという印象がありますが、疲れの溜まり具合に性別は関係ありません。癒しを求める紳士のために今回は男性用スパも取り上げたので、男性読者も必読です。極楽度100%保証付。(本誌編集部: 筒井和美)






英国で唯一温泉水が湧きあがる場所、バース。ここには、キングス・スプリング、クロス・スプリング、ヘルタリング・スプリングという3つの源泉があり、その歴史は紀元前8000年頃まで遡ることができる。遥か昔にはローマ人たちが遊興にふけり、中世には歴代の王侯貴族たちが保養に訪れ、シェークスピアの文献にまで現れる由緒正しき保養地として繁栄を極めた。 第二次大戦後には負傷した兵士たちがここで傷を癒し、1948年にはバースでのスパ治療がNHSに正式に認められるようになった。しかし1976年、NHSがスパ治療への財政的支援を停止したことからバースのスパは財政難に陥り、1978年には市内各地のスパがとうとう閉鎖に追い込まれてしまった。「バース」とは名ばかり、実際に入浴できる温泉はなく、昔の栄光を見学するだけのスパとなってしまっていたのだ。そんな窮地を救ったのが、ナショナル・ロッタリーによる補助金だった。

1997年11月13日、ナショナル・ロッタリーが778万ポンド(約17億円)を再開発資金として提供することを発表し、バースの街は歓喜に沸いた。それから、約9年の歳月を費やして2006年8月にようやく完成したのが、このテルメ・バース・スパ。新しく完成したニュー・ローマン・スパは、プールが3つ(内1つはトリートメント用のプライベート)に、アロマセラピーを施したスティーム・ルームが備え付けられていたモダンなスパ・リゾートだ。目玉はなんといっても40種以上のミネラルを含んだ「天然の温泉」。ここでは毎日約100万リットルもの湯が湧き出しているのだ(源泉は45℃だが、スパでは36℃程度に薄められている)。屋上には、バースの絶景を眺められるプールがある。 ここで、プカプカ身体を浮かばせながら空を眺めているとまさに極楽。ストレス解消にもってこいの場所だ。

  • 水着着用必須。訪問時には水着をお忘れなく。
  • トリートメント・ルームは2フロアあるので、当日受付で実施場所の確認を忘れずに。
  • ニュー・ローマン・バスより規模の小さいクロス・バスも一般開放されています。

Thermae Bath Spa

Hetling Pump Room,
Hot Bath Street, Bath BA1 1SJ
Tel: 01225 33 5678(問い合わせ)
01225 33 1234(予約)
www.thermaebathspa.com
営業時間: New Royal Bath 9:00-22:00(最終入場は20:00)、Cross Bath 10:00-20:00(最終入場は18:30)
最寄駅: Bath Spa駅(ロンドン、Paddington駅から約1.5 時間)

トリートメント一例と料金:

スパ・セッション(スパ利用のみ)
New Royal Bath 2時間£20、4時間£30、1日£50、Cross Bath 1時間30分£12 *レンタル料金: タオル£3、スリッパ£2、バスローブ£4(持ち込み可)
スパ・パッケージ
テルメ・テスター(2時間のスパ・セッション、バック・マッサージなどのセット)£65、テルメ・トリート(4時間のスパ・セッション、軽食、ホット・ストーン・マッサージのセット)£85
各種トリートメント
フル・ボディ・マッサージ£48(50分)、アロマ・マッサージ£50(50分)、リフレクソロジー£48(50分)、インディアン・ヘッド・マッサージ£38(30分)、タイ・マッサージ£50(50分)、ボディ・コクーン£48〜、ドライ・フローテーション£35〜、ワツ£60(50分)


この日受けたのは、ワツという聞きなれないトリートメント。ワツはカリフォルニアに住む指圧師によって編み出されたと言う水中の指圧(Water Shiatsuが語源らしい)のことだそう。トリートメントは、昔から医療施設として使用されてきたという地階のプール、ホット・バスで行われる。天窓から降り注ぐ日差しが爽やかな直径10メートル程のこの円形プールはワツ専用。1度に施術を受けられるのは1人で、施術中はこのプールに他の人が立ち入ることはないという。なんて贅沢。
担当のセラピスト、ジョアンナさんは、いかにもセラピストといった感じの柔らかい雰囲気の女性。ジョアンナさんからワツの説明を受けた後ホット・バスに入り、彼女の腕に頭を乗せ身体を水中に浮かせる。それから後はすべてセラピストまかせ。水中で、まるで揺りかごで揺られているような浮遊感を全身に感じながら受ける軽い指圧マッサージが最高に心地良かった。身体よりも心に効きそうなトリートメントで本格的なマッサージとはまた違うが、この水中を漂う海藻感覚がなんとも深いリラクゼーションに導いてくれるのだ。施術後は、ただただ脱力。出されたハーブ・ティーを抱えたままの放心状態が続き、しばらく現実に戻れませんでした。
バースの街を一望できる屋上のルーフ・スパ、異なったエッセンシャル・オイルが用いられた4つのブースがあるスティーム・ルームもおすすめです。男女比は半々ぐらい。年齢層の幅も広く、老若男女のスパといった感じです。

スパという言葉はよく聞くけれど、いまいちその実態がつかめていない人も多いのではないでしょうか? スパの語源には、ラテン語の「水による健康」を意味する「Sanitas Per Aquas」や「水による癒し」を意味する「Solus Per Aqua」の頭文字という説やベルギー南東部の温泉地「Spa」からという説など様々ないわれがあります。しかし、どれも水や温泉に関る治療施設を意味することには変わりありません。正確に言うとスパは温泉施設のこと。だけど現在では、プール・サウナなどの簡易温泉施設にセラピーなどのメニューが付いたものをスパと呼ぶことが多く、リラクゼーション、ストレス・ケア、メディテーション、自然療法、ビューティー・トリートメント(エステ)を提供する場所として知られています。最近ではス
パ・キュイジーヌという言葉も生まれ、スパの「食」分野への進出も始まっています。「身体、精神の両面を癒し、生活をトータルでサポートする場所」、これが現代のスパの解釈と言えるでしょう。



英国生まれの自然派化粧品エレミスが手掛けたエキゾチックなスパは、ドアを開けたその瞬間から、時の流れが止まったような静寂さに包まれる空間。静けさの中にほのかに漂うエッセンシャル・オイルの香りに嗅覚が刺
激され、五感が研ぎ澄まされるような体験を味うだろう。中は、バリ、チベット、ポリネシア、日本、モロッコ、タイをテーマとした空間に分かれており、それぞれの部屋で雰囲気はガラリと変わる。カップルで入れるサウナがあるモロッカン・スィートは特に人気があり、数カ月先まで予約が詰まっているとのこと。赤いシルクでデコレートされたセンシュアルなバリニーズ・スィートもおすすめ。

ここで受けられるトリートメントはかなりの数に上り選択の幅が広いが、一度くらいは、各種トリートメントがセットになったエレミス・ディ・スパ自慢の「リチュアル」を試して、ゴージャスな気分に浸りたい。

Elemis Day Spa

2-3 Lancashire Court, London W1S 1EX
Tel: 0870 410 4210(英国外からは、+44 (0)20 7499 4995)
www.elemis.com
営業時間: 月〜木9:00-21:00、金・土9:00-20:00、日10:00-18:00
最寄駅: Bond Street駅
トリートメント一例と料金: アロマ・ストーン・セラピー£90(75分)、ディープ・ティシュー・バック・マッサージ£50(30分)、ハワイアン・ウェーブ・フォー・ハンズ・マッサージ(ロミロミ)£140(75分)、アロマ・スパ・オーシャン・ラップ/フロート£90(75分)、ウェルビーイング・マッサージ£70(60分)、タイム・フォー・トゥー(カップルズ・リチュアル)1人あたり£90(60分)、クレオパトラズ・リチュアル£115(90分)、トリ・エンザイム・リサーフェーシング・フェイシャル£70(60分)


古くなった角質を肌表面に押し上げ、肌の新陳代謝を促すという「トリ・エンザイム・リサーフェーシング・フェイシャル」に挑戦しました。ニキビ痕、シミが気になる人に最適の
3つのエンザイム(酵素)を用いたトリートメントだそうです。
ビックリしたのは、フェイシャルなのに足からマッサージが始まること。これは全身のバランスが顔にも繋がるという理論に基づいているとのこと。気分がくつろいだ所で、まずは最初のエンザイム(バジル)で顔をクリーニング。その後は、ペパーミントのエンザイムを塗りしばらく置くのですが、神業のような指の動きが心地良い。少し肌がヒリヒリしたけれど、これは普通でまったく問題ないとのこと。
このエンザイムが働いている間、腕、首、肩を念入りにマッサージしてくれたのですが、これがもう最高。力加減が絶妙で、身体がとろけるような極楽気分を味わいました。寒くないようにと、マッサージが終わった部位から大きなタオルに包んでくれる心遣いもさすが(終了時には蚕のようになっていました)。この後、あまりの気持ち良さに少しウトウトしてしまったのか、気付いた時には、3段階最後のエンザイム(レモン)を浸透させ終わった後。
老廃物が取り除かれた肌は、ツルツルピカピカで、触るとふんわり。ゆったりとしたトリートメントで肌が生き返ると、気分まで優雅になるのはどうしてなんでしょう。男性客が40%とのことで、ウェイティング・ルー
ムにカップルが多かったのが印象的でした。


読者プレゼント
トリ・エンザイム・リサーフェーシング・フェイシャル

トリ・エンザイム・リサーフェーシング・フェイシャルの発売を記念して、フェイシャル・ウォッシュ、リサーフェシング・セラム、リフレッシング・ナイト・クリームの3点が含まれたフェイシャル・セット(£200相当)を1名様にプレゼントします。プレゼント応募方法はこちらをご覧下さい。エレミス製品の詳細、あるいはご購入についてはこちらまで。Tel: 01278 727830、www.timetospa.co.uk



英国初のジェントルマン専用スパ。散髪、髭剃りと言った床屋的な作業から、男性のためのマニキュア(爪の手入れ)、日焼け用のサンベッドそして全身マッサージといったトリートメントまで、ここ一軒でグルーミングのすべてが済んでしまう画期的な場所だ。
男性専用と言っても、ジムの様な男くささはなく、ダンディズムが溢れる高級感漂うスペースとなっている。また、スパのトリートメントを受けている間に、アイロンがけやシュー・ポリッシュなどのサービス(無料)を利用できるのも男性向けならではの嬉しいサービスではないだろうか。
忙しい男性のために、15分でトリートメントを受けられる「The Pit Shop」というサービスも提供。店内ショップの男性用スキンケア用品、ヘアケア用品の品揃えは圧巻。

The Refinery

<メイフェア店>
60 Brook Street, London W1K 5DU
Tel: 020 7409 2001 最寄駅: Bond Street駅
<ハロッズ店>
Knightsbridge, London SW1X 7XL
Tel: 020 7893 8332 最寄駅: Knightsbridge駅
<シティ店>
38 Bishopsgate, London EC2N 4AJ
Tel: 020 7588 1006 最寄駅: Liverpool Street / Bank駅
営業時間: 月・火10:00-19:00、水〜金10:00-21:00、土9:00-18:00、日11:00-17:00
www.the-refinery.com
トリートメント一例と料金: 髭デザインとウェット・シェーブ£40、スポーツ・セラピー・マッサージ£83、トラディショナル・マッサージ£40〜、リファイナリー・バランシング・ボディ・トリートメント£115(90分)、リファイナリー・アンティ・エイジング・フェイシャル£120、ワックス£25〜


4人ほどの若い女性スタッフが笑顔で迎えてくれた後、個室に赴き、まずは「リファイナリー・シグニチャー・フェース・アンド・ボディ・トリートメント」を受ける。上半身裸になった後、うつ伏せで背中、そして仰向けで顔のオイル・マッサージ。毎朝急いで冷たい水でバシャバシャするだけの顔を、丁寧にネットリと洗ってもらって、申し訳ない気持ちになる。それから特別な装置で顔に蒸気を吹きつけられ、柔らかくなった皮膚から毛穴の汚れの掃除。毛穴の汚れがないと褒められたが、こんなことで評価される男性って世界にどれだけいるのだろうか。首のマッサージは最高で、平日の昼間に一切のストレスから解放されるなんて、ちょっと贅沢過ぎかもと罪悪感さえ覚えたぐらいだ。次に「エグゼクティブ・マニキュア」を試す。爪をきれいに整え、普段はほったらかしの甘爪も引っかいてピカピカにしてくれる。ただし、マニキュアはなし。ちょっと期待していたので尋ねてみたら「ノット・フォー・メン!」と一笑された。
男性専用スパと聞いて、どんな人が通うのだろうと想像が膨らんだが、待合室にいたのは、アルマーニのスーツを着た恰幅の良い初老の男性を始め、ビシッとスーツで決めたビジネスマン風の男性がほとんどだった。ここは、むしろ紳士クラブ的な役割を持った場所なのかも知れないと思った。


読者オファー スパ・デビューはいかが?

英国ニュースダイジェストの(男性)読者は、通常£120の「The Refinery Anti-Ageing Facial」を20%オフで体験できます(全店共通)。予約の際に「Eikoku News Digest Offer」とお伝えください。

NEWS! ザ・リファイナリー日本支店オープン
来月、旧防衛庁跡地に開業予定の東京ミッドタウン、ガーデンサイド(港区赤坂九丁目)に待望の日本支店がオープンします。日本支店は、シュウ・ウエムラ氏の総合プロデュースによる美と健康と文化の聖域「shu sanctuary- シュウ・サンクチュアリ」内に設置され、バーバリング、スキンケア、スパ・トリートメントなどのグルーミング・サービスをワンストップで提供する場所となる予定。日本への出張時に利用してみてはいかが?






名門ホテル、マンダリン・オリエンタルご自慢のラグジュアリーなスパ。一歩足を踏み入れると、そこは街中の喧噪が嘘のように静寂が漂う空間だ。究極のリラックスを提供するに相応しい禅をテーマとしたスッキリとしたインテリアは、日本人建築家デュオAZUMIによるデザイン。室内はキャンドル・ライトで薄暗く照らされ、そこにいるだけでスーッと気持ちが静まるのが実感できる。
この空間にいるだけでも癒し効果がありそうだが、オープン当初から数々の賞を総なめにしているというこのスパのトリートメントの実力は侮れない。東洋と西洋のエッセンスを効果的に融合させた各種トリートメント・プログラムは極楽そのもので、トリートメント後はほど良い脱力感を体験できるはず。時にはこんなラグジュリアスなスパで思いっきり自分を甘やかしてみては?

Mandarin Oriental Hyde Park

66 Knightsbridge, London SW1X 7LA
Tel: 020 7838 9888 www.mandarinoriental.com
営業時間: 毎日7:00-22:00(トリートメントは7:30-21:30)
最寄駅: Knightsbridge駅
料金: アーリー・エナジャイザー£85(月〜金7:00-9:00のみ予約受付)、バリニーズ・マッサージ£150(1時間20分)、ハーフ・デイ・プログラム<オリエンタル・リチュアル>£275、フル・デイ・プログラム<バランシング・リチュアル>£350



水の力を徹底的に利用したハイドロセラピー(水治療法)が充実しているスパ。英国で最も素晴らしいスパに贈られる「デイ・スパ・オブ・ザ・イヤー」を何度も受賞していることからも、その実力がうかがえよう。6つの温泉プールの中でも、幻想的なインテリアが施されたフローテーション・プールは是非試して欲しい場所。21種類のミネラル成分を含む死海の塩を利用したこのプールにフワフワと体を漂わせると、日頃のストレスがスーと消えていくから不思議だ。アンチ・エイジングなど各種ビューティー・トリートメントのほか、関節炎、筋肉痛、リハビリなど体調に合わせたトリートメントを提案してくれるので、男性にもお勧めしたい。メディテーションなど心に働きかける講座も提供しており、心身共にリフレッシュできること請け合い。

Nirvana Spa

Mole Road, Wokingham, Berkshire RG41 5DJ
Tel: 01189 89 7575 www.nirvanaspa.co.uk
最寄駅: Winnersh駅(ロンドン、Paddington駅から約1時間)
営業時間: 毎日<デイ>8:30-17:00 、<イブニング>17:30-22:15(金〜日は10:45まで)
料金: <フローテーション・エクスペリエンス>デイ・パッケージ£99(月〜木)、£125(金〜日)、イブニング・パッケージ£59(月〜木)、£69(金〜日)*各種トリートメントは別料金。トリートメントを含むパッケージも有。



ウェストミンスター区の運営する公共スパ。自治体運営とはいえ、ターキッシュ・ホット・ルームズ(ターキッシュ・バス)が3つ、ロシアン・スティーム・ルームが2つにフィンランド式サウナと冷水プールがある本格派。インテリアもアール・デコ・スタイルを取り入れたエレガントなものなので、優雅な気分を味わえるはず。曜日によって、男性専用、女性専用、カップル専用と分けられているので、予約時の確認を忘れずに。ボディ・スクラブ、全身パック、マッサージなどの各種トリートメントは別料金(要予約)で受けられる。

読者オファー ダイジェストを持参すると25%オフ!

この記事が掲載された「英国ニュースダイジェスト」を持参された方には、入場料が25%オフになります。有効期限は2007年2月28日(水)まで。

Porchester Spa

The Porchester Centre, Queen's Way, London W2 5HS
Tel: 020 7792 3980
最寄駅: Bayswater/Queensway/Royal Oak駅
営業時間: 毎日10:00-22:00(火・木・金は女性のみ、月・水・土は男性のみ)
料金: 3時間£ 20.35( カップルは2人で£28.25)
*ウェストミンスター区住民やスパ・メンバー(月会費£59)には割り引き制度有。各種トリートメントは別料金。



お気に入りのバス・グッズを揃えただけで、自宅がスパに早変わり。ゆっくりできる週末などに、自分を思い切り甘やかしてみては? おすすめバス・グッズを紹介します。


REN
Moroccan Rose Otto Bath Oil £22.50(140ml)

夜明けに摘んだバラの花びらから抽出した最高級のローズ・オットーを含んだバス・オイル。お風呂にこのオイルを一滴たらしただけで、芳しいバラの香りが匂い立つ。お値段が張るけれど、それだけの価値有り!
★★★★★

The Sanctuary Bath & Bodycare
Lomi Lomi Relaxing Floral Bath £9.95(500g)

ハワイをイメージしたサンクチュアリーの新製品。甘いフローラルの香りに包まれたゴージャスなバス・タイムが体験できる花びら入りのバス・ソルト。湯船に浮かぶ花びらを眺めると優雅な気分に浸れること請け合い。
★★★

Molton Brown
Seamoss Stress Relieving Hydrosoak £16.00(300g)

死海の塩に海藻成分、収れん効果のあるセイヨウトチノキ成分を混ぜたバス・ソルト。個性的な匂いは好みが分かれそうだけど、身体から毒素を取り除くデトックス効果は絶大。
★★★



The Sanctuary Bath & Bodycare
Body Wash £4.25(250ml)

忙しい朝こそ大切にしたいシャワー・タイム。このボディ・ウォッシュを使えば、慌しい朝のバス・ルームがスパに早変わり。エッセンシャル・オイルの香りに包まれ気分はゆったり、セサミ&ホホバ・オイル入りのモイスチャー・カプセルで肌もしっとり。
★★★

REN
Seaweed and Sage Body Wash £13.00(200ml)

肌の活性化に働きかける海藻成分とセージ、ジェラニウム、ローズマリーなど、気分を明るくしてくれるエッセンシャル・オイルを配合したボディ・ウォッシュ。ハツラツとした気分になりたい朝のシャワー・タイムに。
★★★★


The Sanctuary Bath & Bodycare
Sento Invigorating Detox Scrub £9.95(400ml)

日本の銭湯からヒントを得たというこのSentoシリーズは、デトックス効果のあるワサビ成分(?)、肌をしっとりさせる酒など「和」の素材にこだわっている。シトラスの爽やかな香りに包まれながらスクラブして、体ピカピカに。
★★★★

Bodyshop
Spa Wisdom Africa Spa Salt Scrub £14.00(350ml)

モイスチャライジング効果大のガーナ産シア・バター、ザンビア産のビーワックスなどを使用したスクラブ。古くなった角質を塩が優しく掃除し、きれいになった肌をシア・バターとビーワックスが潤す。懐かしいフローラルの香りに癒されそう。
★★★


The Sanctuary Bath & Bodycare
Body Lotion £4.50(250ml)

甘くリラックスできる香りが1日中持続するので、このローションをつけた日は心なしか穏やかな日が過ごせそう。セルライトに効くジンジャー成分が入っているのに期待。
★★★★

The Sanctuary Bath & Bodycare
Lomi Lomi Relaxing Body Oil £7.95(250ml)

しっとりするのにベタつかず、サラサラの肌触りになるボディ・オイル。ハワイの花々をイメージした香りも芳しくリラックス効果大。バス・ソルトとお揃いで使いたい
★★★★


The Sanctuary Bath & Bodycare
Rasul Mud £5.95(200ml)

週末など時間のある時に使いたい全身泥パック。お風呂にお湯をためている時に、全身に行き渡るようにパックし、後はそのままお風呂にドボン。デトックス効果有り。
★★★★
RMK
RMK Clear Jelly Sheet £32(6回分)

保湿成分たっぷりの美容液をジェル状に固めたぷるぷるのシートマスク。モチモチの弾力あるみずみずしい肌になること保証。ほのかなミントの香りが、スパでのリラックス感をもたらしてくれる。
★★★★
1)お風呂に入る前やシャワーを浴びる前には、タオル、バスローブなどをラジエーターにかけるなどして充分に温めておきましょう。入浴後クリームなどで肌を潤おわせ、暖かいバスローブに身を包むと、自宅でボディ・ラップ気分。余裕があれば、ソックスも温めてさらにポカポカ感をアップ。

2)シャワーを浴びる直前に熱めの温度でシャワーをしばらく流し、スティームが充分に上がった所で床に好みのアロマ・オイルを3〜4滴撒きましょう。バス・ルーム全体に、エッセンシャル・オイルの香りが漂い、気分もリフレッシュ(気分を明るくしたい時は、バーガモット、ジェラニウム、オレンジなどのオイルを。逆にリラックスしたい時は、ラベンダー、ジャスミンなどを選びましょう)。





フラワー・ショップ、ギフト・ショップも備えたサロン。全面ガラス張りの明るい店内には、マッサージ用のチェアが並べられ、気持ち良さそうにマッサージを受ける人の姿が見受けられることも。これらのエナジャイジング・チェア・マッサージは10分10ポンドからあり、ちょっと疲れた時に気軽に寄れるのが魅力。奥では、ストーン・セラピーなどの本格的トリートメントを行っている。

Relax

65-67 Brewer Street, London W1F 9UP
Tel: 020 7494 3333 www.relax.org.uk
営業時間: 10:00-21:00
トリートメント一例と料金: アロマセラピー・マッサージ£40(30分)/£65(60分)、タイ・マッサージ£35(30分)/£60(60分)、インディアン・ヘッド・マッサージ£35(30分)/£60(60分)、リフレクソロジー£35(30分)/£60(60分)、ラ・ストーン・セラピー£82(75分)、エナジャイジング・チェア・マッサージ(クイック・マッサージ): £10(10分)〜



スパなどのサロンより敷居が低いので、疲れた時に気軽に立ち寄れるのが嬉しいリフレクソロジーの店。お値段も25ポンドからと良心的。経験豊富なリフレクソロジストが揃っているので、店を出る頃には疲れが溜まっていた足が軽くなること請け合い。65ポンドから出張サービスの依頼も可能(詳細はTel: 07958 088 044)。

Reflexions

<Whiteleys店>
First Floor, Whiteleys Shopping Centre, Queensway, London W2 4YH
Tel: 020 7792 9492
<Chelsea店>
250 Kings Road, London SW3 5UE
Tel: 020 7349 9475
www.reflexions.demon.co.uk
営業時間: 毎日12:00-20:00
トリートメント一例と料金: ハーフ・アワー・イントロダクション£25(Whiteleys)/£27(Chelsea)、ワン・アワー・リフレクソロジー・セッション£40(Whiteleys)/£43(Chelsea)、ヘッド・ネック・ショルダー・マッサージ£27(Whiteleys)/£29(Chelsea)、ワン・アワー・フル・ボディ・マッサージ£55(Whiteleys)/£60(Chelsea)


店内にはマッサージ・チェアが幾つも並んでいて、日本で見られる足裏マッサージ店のよう。備え付けのリフレクソロジー用の椅子はぐらぐらと不安定だけど、一旦腰をかけるとセラピストが椅子の位置調整をしてくれ、座ったままで横になれて快適。肝心のマッサージは、ソフト・タッチでちょっと物足りなさを感じたが、終了時には、ガチガチだった首が少し楽になったような気がしたのは思い過ごしだろうか? 予約なしでもOKなので、何かと重宝しそうな感じ。


 


スパのメニューで聞きなれないセラピー名やマッサージ名を見て不安を覚えたりしたことはありませんか? そんな方のためによく見られるメニューについての解説です。*スパ・サロンによって微妙な違いが見られることがありますので、施術を受けられる前に、何が含まれるのか必ず確認しましょう。


アロマセラピー

植物から抽出したエッセンシャル・オイルを用いたトリートメント、マッサージ。症状に合わせたオイルを選ぶことで効果が期待できる。

タラソセラピー
海水、海藻、海泥などを使用したフランス生まれの自然療法。海のミネラルがたっぷり含まれたパックなどがオススメ。

アーユルヴェーダ
サンスクリット語で「生命の科学」を意味するアーユルヴェーダは、インドで現在も信頼されている民間医学。ヨガ、瞑想などで精神面もサポートし、病気になりにくい身体を作るのが目的。トリートメントでは、デトックス効果のあるアビヤンガ・マッサージなどが代表例。

リフレクソロジー
身体に点在する反射域を刺激して、身体のバランスをとるセラピー。反射域は手にもあるが、足の反射域を刺激するフット・マッサージがほとんど。



スウェディッシュ・マッサージ
(ディープ・ティシュー・マッサージ)

少量のオイルを用いて、揉む、擦る、叩くなどの手技(比較的強い力)を組み合わせたマッサージ。筋肉の痛みの解消に適している。

タイ式マッサージ
指圧とストレッチを組み合わせたマッサージ。マッサージというよりは「2人でするヨガ」といった方が的確かも? ゆったりとした動作が深いリラックスを誘ってくれる。

ホット・ストーン・マッサージ
(ストーン・セラピー)

表面がツルツルとした石を50〜60度ぐらいに温め、この石をオイルを塗った体の上を滑らせるマッサージ。ツボに石を置くことで、全身の緊張を和らげる働きもある。

バリニーズ・マッサージ
指や手のひらを用い、長くゆったりとしたストロークを用いて円を描くような動きで全身をほぐすオイル・マッサージ。単純なマッサージなので、どこで受けてもハズレは比較的少ない。

ロミロミ・マッサージ
かつては王族のみが受けられたというハワイ伝統のマッサージ。腕と肘を使ったゆったりとした動きで全身の凝りをほぐす。ロンドンでロミロミを受けられるところはまだ少ない。

 

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*本文および情報欄の情報は、掲載当時の情報です。

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