ドイツ発ニュース

（デュッセルドルフ 11月22日）ドイツ航空大手ルフトハンザ航空傘下、ユーロウィングスの「統一サービス産業労働組合（Verdi）」組合員によるストライキが、本日（22日）5時から20時まで、デュッセルドルフとハンブルクの両国際空港で決行されている。明日は、ルフトハンザのパイロットがストに入る。これらのストライキ情報についてまとめた。

ユーロウィングス
11月22日のストライキは20時まで、ユーロウィングスの客室乗務員によるストライキが、デュッセルドルフとハンブルク空港で行われている。現在までにおよそ60便が欠航となり、4100人の乗客に影響が出ている。長距離便に影響はない。
※ユーロウィングスのご利用を予定されている皆様、ご出発前にwww.eurowings.comで運行状況をご確認ください。

ルフトハンザ
11月23日午前0時から24時間まで、24時間のストライキに入るのは、ルフトハンザ航空のパイロットらによる「コックピット労働組合（VC）。すべての空港の短・長距離便で一斉にストに入る。VCが21日発表した。VCによるストは同航空のみで、傘下のルフトハンザシティ、ジャーマンウィングス、ユーロウィングスなどは通常運行される。
※ルフトハンザのご利用を予定されている皆様、ご出発前にhttp://www.lufthansa.com/de/en/Travel-informationで運行状況をご確認ください。

ルフトハンザグループでは、昨年も大規模なストライキがあった。昨年11月には同グループ史上最長となる7日間におよぶストライキが決行され、4700便、55万人に影響。そのストライキは、客室乗務員の所属する労働組合UFO（独立客室乗務員組合）によるもので、同労組とはその後、2019年6月までのストライキ回避で合意した。