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日本映画&日本文化を味わう6日間 第26回ニッポン・コネクション日本映画祭
2026年6月2日(火)〜6月7日(日)

Nippon Connection

今年も、6月2日(火)〜6月7日(日)の6日間にわたって、日本映画と日本文化の祭典「ニッポン・コネクション」がフランクフルトで開催される。初開催から26年目を迎える今年も、140本以上の長編・短編映画が上映されるほか、充実したカルチャープログラムが来場者を迎える。およそ2万人が訪れるニッポン・コネクションの見どころをチェックして、思いっきり映画祭を楽しもう。(文:ドイツニュースダイジェスト編集部)

140本以上の上映今年のテーマは「シェイズ・オブ・リアリティ」

第26回を迎える今年のニッポン・コネクション映画祭では、140本以上の長編・短編映画を上映。ワールドプレミア7本、インターナショナルプレミア28本、ヨーロッパプレミア9本、ドイツプレミア38本が含まれ、日本から約100名の映画人・アーティストが来場予定だ。今年のカンヌ国際映画祭併設の映画見本市『マルシェ・デュ・フィルム』では、日本が「Country of Honour」に選ばれるなど、日本映画はまさに新たな人気の波を迎えている。

今年の重点テーマは「Shades Of Reality – Between Truth And Fiction」(リアリティの諸相 ― 事実とフィクションのあいだ)。映画というものが「現実」をどのように形づくり、解釈し、あるいは問い直していくのか。演出と現実の間に生まれる緊張関係を、多彩なラインナップを通じて探る。メイン会場は例年通りMousonturmとNAXOSで、そのほかフランクフルト市内の合計13会場で開催される。

第26回ニッポン・コネクション日本映画祭

今年の特別ゲストは、マンガ『ゴールデンカムイ』の実写版シリーズで知られる気鋭の俳優、山田杏奈さんで、日本映画界の優れた若い才能に贈る「ニッポン・ライジングスター・アワード」が授与される。ほかにも、アニメーション映画『秒速5センチメートル』の実写版で監督を務め、日本を代表する写真家としても知られる奥山由之監督、インディペンデント映画におけるレジェンド的存在である浜野佐知監督など、多くの著名なゲストが映画祭への来場を予定している。

2026年の注目映画

ドラマ、コメディ、アニメ、ドキュメンタリーと、幅広いジャンルが楽しめるニッポン・コネクション。ふだんドイツではなかなか見られない作品を中心に、今年の注目映画をピックアップ!

廣田裕介 映画 えんとつ町のプペル〜約束の時計台〜

煙突だらけの町「えんとつ町」を舞台に、主人公ルビッチとゴミ人間プペルの友情を描く人気アニメ映画の続編。前作で大切な親友プペルを失い、悲しみに暮れていた少年・ルビッチ。そんな彼はある日、時を支配する異世界「千年砦」へと迷い込んでしまう。お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣の絵本を原作とするシリーズ最新作。

永井聡 爆弾

器物損壊で逮捕された無職の男・スズキが、自分には予知能力があると主張する。半信半疑の刑事たちが翻弄されるなか、実際に東京各地で爆発事件が連続発生。スズキは共犯者か、それとも本物の予言者か。息もつかせぬ展開が続くクライムスリラー。原作は、「このミステリーがすごい! 2023年版」(宝島社)で1位を獲得した、呉勝浩によるベストセラー小説。

塚原あゆ子 ファーストキス 1ST KISS

結婚して15年になる夫を踏切事故で突然失ったカンナ。ある日、ひょんなことから夫と出会った15年前の夏にタイムトラベルしてしまった。生前の夫と不仲だったカンナは、夫との初めての出会いからやり直し、やがて事故死してしまう彼の未来を変えたいと思うように。SFの設定に乗せて、一度しかない恋と選択の重さを丁寧に描くラブストーリー。

ゆりやんレトリィバァ 禍禍女

お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが初監督を務める怪作ホラーコメディ。好きになられたら死ぬまで逃れられない謎の存在「禍禍女」の噂が流れるなか、美大で出会った宏に一途な想いを抱く早苗の純粋な恋心が暴走していく。監督自身の恋愛経験を反映した「恋愛映画史上最狂の復讐劇」であり、笑えるのに怖い、怖いのに笑える、これまでにない新感覚の作品。

山本和宏 104歳、哲代さんのひとり暮らし

広島県尾道市で、104歳になってもひとり暮らしを続ける石井哲代さんの日常を追ったドキュメンタリー。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域に尽くしてきた。畑仕事や掃除、近所との交流など、小さな喜びを大切に生きるその姿は、見る者の心を温かく揺さぶる。長寿社会の日本に生きるひとりの女性の、清らかで力強い肖像。

日本を体験できるニッポン・カルチャー部門

映画の上映だけでなく、80以上の関連プログラムで日本文化をたっぷり体験できるのもニッポン・コネクションの魅力。落語家・桂三輝による落語パフォーマンス、剣舞デュオ「TAROeMAKI」による躍動感あふれる剣舞、伝統的な能の要素と現代ダンスを融合させたダンスシアター「Ordinary」、インドのタブラと日本語ヒップホップを融合させた音楽ユニット「U-zhaan X 環ROY X 鎮座DOPENESS」のライブなど、見逃せないプログラムが目白押しだ。

ニッポン・カルチャー部門で日本を体験

ワークショップでは和紙作りや金継ぎ、盆踊りなどを体験できるほか、料理教室や日本酒のテイスティングで日本の食文化にも親しめる。無料講演では、侍ファン向けの日本旅行のヒントや、日本映画・アニメ翻訳の舞台裏など多彩なテーマを取り上げる。子ども向けにも、オリジナルのステッカー作り、和菓子作り、日本の文字の書き方などを体験できるワークショップが用意されている。

人気ガールズロックバンドのЯeaL

そのほか上映作品やニッポン・カルチャー部門のプログラム、チケット情報などは、映画祭ウェブサイトからチェック!

イベント情報
ニッポン・コネクション

ニッポン・コネクション Nippon Connection 開催期間: 2026年6月2日(火)〜6月7日(日) メイン会場: Künstler*innenhaus Mousonturm Waldschmidtstr. 4, Frankfurt am Main
NAXOS Waldschmidtstr. 19, Frankfurt am Main
https://nipponconnection.com/ja

最終更新 Mittwoch, 27 Mai 2026 11:10  
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