地域密着のフレンドリーなお祭り ナウロードのÄppelblütefest
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 S. ヨーコ
【フランクフルト発】今回は、春の訪れを告げるリンゴの花のお祭り、Naurod Äppelblütefestをご紹介します。このお祭りは、1954年に地元のObst- und Gartenbauverein(果樹園・園芸協会)が創立25周年を祝ったことをきっかけに始まり、毎年5月第2週末にヴィースバーデン地区北部の町ナウロードで開催されています。今年も天候に恵まれ、5月9~12日の間に行われました。
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2年目にして10倍規模に 漫画・アニメの祭典「ハナコン」
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】「鬼滅の刃」の炭次郎、「ハイキュー」の日向翔陽、ゲームでおなじみのマリオなど、コスプレの人たちが溢れる会場。これは先日ハノーファーで開かれた漫画やアニメのフェスト「ハナコン」の様子です。今年で2回目の開催となり、全国からアニメファンが訪れ、大にぎわいでした。
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空を見て地図を描いた 天文学者トビアス・マイヤー
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 久次貴子
【シュトゥットガルト発】私の住む町、マールバッハ・アム・ネッカーは、フリードリヒ・シラーの生まれた町として有名です。でも実はもう一人、歴史に名を遺した人物が生まれた町でもあります。18世紀に活躍したトビアス・マイヤーという天文学者で、月の地図を作ったことなどで知られています。彼の生家もこのマールバッハに存在し、静かな旧市街にミュージアムがあるのです。
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開業110周年を迎える 美しいライプツィヒ中央駅
6 Juni 2025 Nr.1243 文・写真 髙橋 亜希子
【ライプツィヒ発】私が住んでいるライプツィヒの中央駅は1915年12月に開業して、今年で110周年を迎えます。ライプツィヒ中央駅は欧州でも有数のホームが全て正面に並ぶ構造の大きな駅で、一日1300本ほどの列車が発着し、約12万人の人が利用しています。延べ床面積は約8万3000平方メートルで、駅の建物としては欧州最大級の広さを誇ります。規模や構造に加えて、美しい石造りのファサードや優雅なアーチ天井など、建築としての価値も高く評価されています。
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さまざまな記念行事をめぐる 終戦80年のベルリン
16 Mai 2025 Nr.1242 文・写真 中村真人
【ベルリン発】5月2日~11日まで、ベルリン市は終戦80周年を記念して、「ナチス支配からのヨーロッパの解放」と題して数多くの記念行事が開催されました。
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ミュンヘンの歴史を知る 日本語の街歩きツアー
16 Mai 2025 Nr.1242 文・写真 井野 葉由美
【ミュンヘン発】観光地として人気のミュンヘンは、経済的にも豊かな大都市として知られています。ところが今日のように発展したのは、1972年のミュンヘンオリンピック以来。それまでは、インフラの整っていない小都市に過ぎなかったことを、皆さんご存知でしたか?
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チェルノブイリと福島 原発事故に思いをはせる春
16 Mai 2025 Nr.1242 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】ドイツに移住してから、ヨーロッパ・アクション・ウィーク「チェルノブイリとフクシマ後の未来のために」というイベントに毎年欠かさず参加しています。今年は2月4日〜7月5日に、ドイツ各地でチェルノブイリと福島の原発事故をテーマにさまざまな催しが開かれています。
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