ユダヤ博物館の特別展「クロード・ランズマン」
9 Januar 2026 Nr.1257 文・写真 中村真人
【ベルリン発】ユダヤ系フランス人のジャーナリスト、映画監督クロード・ランズマン(1925-2018)の「SHOAH ショア」(1985年)は、歴史的映像を一切用いることなく、ホロコーストに至る過程と実像を生存者、加害者、目撃者、歴史家などさまざまな視点のインタビューで構築した、唯一無二の映像作品です。
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ヘラクレスからスーパーマンまで スーパーヒーローのルーツをたどる
9 Januar 2026 Nr.1257 文・写真 岡本 黄子
【ハンブルク発】ギリシャ神話の英雄や神々がそそり立つ前方に、ずらりと並んだ色とりどりのフィギュアたち。何だか不思議なポスターが目に留まりました。最前列にさっそうと構えているフィギュアは、ブルーのコスチュームと赤いパンツに赤いマントを身にまとった、あのスーパーマン!そして、スパイダーマン、バットマン、ワンダーウーマン、アイロンマンなどなどが勢ぞろい。何だかロッキーのテーマソングが聞こえてきそうな感じです!
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夏冬の年2回開催!ミュンヘンのフェスティバル「Tollwood」
9 Januar 2026 Nr.1257 文・写真 井野 葉由美
【ミュンヘン発】寒くて暗い冬には、誰しも家にこもりたくなるもの。年末、多くの人がクリスマスマーケットを楽しんでいた同時期に、ミュンヘンっ子を魅了していたのが「トルウッド冬祭り」でした。このフェスティバルは夏と冬の年2回開催され、夏の会場はオリンピック公園、冬はオクトーバーフェストと同じテレージエンヴィーゼが会場となります。
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歴史を伝える静かなる広告塔 ケーニヒスアレーの光と影
9 Januar 2026 Nr.1257 文・写真 神木桃子
【デュッセルドルフ発】デュッセルドルフ随一の華やかさを誇るケーニヒスアレーは、ケー(Kö)の愛称で呼ばれる、街の中心部を南北に貫く大通りです。中央には堀が走り、その両側に並木道が続きます。車道を挟んだ東側には高級ブランドの路面店やショッピングアーケードが並び、西側には銀行やオフィスビルが立ち並ぶ、街を代表する一角です。
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緑に囲まれた「芸術家の家」へ 美術仲間を訪ねて
9 Januar 2026 Nr.1257 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】「定職につくか、フリーランスを続けるか、どうしようかな」「奨学金がそろそろ切れそう、レジデンスに応募しなくちゃ」。美術大学を卒業した仲間に会うと、こういった話題が尽きません。
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まさに「大人の隠れ家」 バーデン=バーデンで非日常体験
9 Januar 2026 Nr.1257 文・写真 ビルケルト恵
【シュトゥットガルト発】冬が深まると温泉好きな私が心惹かれる場所、それはわが家から車で20分ほどの所にあるバーデン=バーデンです。この街は2021年に「ヨーロッパの大温泉保養都市群」としてユネスコ世界遺産に登録されました。これまで何度となく、日本から訪れる友人や家族と、比較的気軽に利用できる現代的な設備のカラカラ・スパ(Caracalla Spa)を利用してきました。しかし今回は一人でのんびり過ごすため、壮麗なルネサンス様式の建物であるフリードリヒスバート(Friedrichsbad)を訪れることに。
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現代美術館「KW」で感じる糸の呼吸とAIの声
19 Dezember 2025 Nr.1256 文・写真 田澤陽
【ベルリン発】私が初めてベルリンに来たのは2017年だったのですが、その時に現代美術館のKW(KW Institute for Contemporary Art)を訪れました。展示内容を完全に理解することはできなかったけれど、ベルリンの美術館はなんてかっこいいんだ!と心と体で素直に感銘を受けたことを今でも覚えています。KWは1991年にベルリンのミッテ地区の旧マーガリン工場に設立された美術機関で、現代美術作品の展示を通して、社会が直面しているあらゆる課題にアプローチしています。
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