これぞ本場のオクトーバーフェスト!ほろ酔い気分の2週間
17 Oktober 2025 Nr.1252 文・写真 神田 浩一郎
【ミュンヘン発】今年も世界最大のビール祭り、ミュンヘンのオクトーバーフェストの季節がやってきました。世界中からビールファンやお祭り好きが集まる恒例行事で、この時期のミュンヘン市内は街中が活気に満ち溢れます。今回は、そんなほろ酔い気分の2週間を皆さんにお届けしたいと思います。
続きを読む...
「僕らのザントメンヒェン」が ライプツィヒにやって来た!
17 Oktober 2025 Nr.1252 文・写真 編集部 O
【ライプツィヒ発】白いひげとボタンのような丸い目、とんがり帽子をかぶった小さな妖精。世界中を旅しながら訪れた先で人々と交流し、最後は眠りの砂をひとつまみ振りかけて、子どもたちを夜の世界へ送り出す……。1959年に東ドイツで誕生したストップモーションアニメ「僕らのザントメンヒェン」は、今もなお多くの子どもたちに愛され続けています。1991年のドイツ再統一以降は全国で放送され、今年で66歳を迎えました。その過去最大級の展覧会が、10月1日(水)から2026年2月22日(日)まで、ライプツィヒ市歴史博物館で開催されています。
続きを読む...
ベルリンの図書館で知の海に潜る
17 Oktober 2025 Nr.1252 文・写真 田澤陽
【ベルリン発】急に寒くなってきて、ベルリンの冬の足音が少しずつ近づいてきました。短い夏を堪能しようと外に出ることばかり考えていましたが、季節が移ろい、室内でじっくり本を読んだり、映画を見たり、勉強したりと、自分のために時間を使いたいという気持ちが高まっています。そういう時間を過ごすのに最適なのは、やはり図書館ではないでしょうか。
続きを読む...
鉱山廃土の上に広がるビオトープ「ゾフィーの丘」を訪ねて
17 Oktober 2025 Nr.1252 文・写真 M.K.
【ケルン発】私が住むノルトライン=ヴェストファーレン州には、欧州最大級ともいわれる「人工の穴」があります。大手電力会社RWE社グループが運営する「ハンバッハ露天掘り鉱山」の採掘坑として掘られたこの穴は、掘削区域の最大深度は約411メートル、面積は約45平方キロメートル。想像しがたいですが、その深さは約157メートルのケルン大聖堂を2.5個積み重ねてもまだ到達しないほど。
続きを読む...
地域のものづくりの基地 Makerspaceの会員になりました!
3 Oktober 2025 Nr.1251 文・写真 髙橋 亜希子
【ライプツィヒ発】私は子どもの頃から手を動かして何かを作るのが大好きで、ドイツに移ってからは仕事の一部になっています。そんな私が数年前から気になっていた場所が、自宅から自転車で10分ほどの距離にある、ライプツィヒ市北部のゴーリス地区の「Makerspace Leipzig」(以下 、Makerspace)です。
続きを読む...
リューネブルガーハイデ 赤紫色の大原野を歩く
3 Oktober 2025 Nr.1251 文・写真 岡本 黄子
【ハンブルク発】「ハイデ」という花をご存知でしょうか?日本では「エリカ」と呼ばれている、ピンク、紫、白色の小さくて可憐な花です。気候によって、多少変動もありますが、8~9月初旬までの間に咲きます。ハイデが咲くリューネブルガーハイデ地域の古くからの言い伝えによると、8月8日~9月9日までと言われています。
続きを読む...
年に一度の博物館の祭典 Museumsuferfest
3 Oktober 2025 Nr.1251 文・写真 S. ヨーコ
【フランクフルト発】フランクフルトには40館以上の博物館がありますが、その多くがマイン川両岸に広がる博物館通り(Museumsufer)に集まっています。毎年8月の最終週末に行なわれる1年に1度の恒例文化フェスティバル「Museumsuferfest」では、専用チケット(7ユーロ、6歳以下は無料)を購入することで、イベント開催の3日間、30館以上の博物館に自由に出入りすることができます。
続きを読む...
|