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Mon, 08 December 2025

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ハリウッド・ヤング・カップル 2012

仕事より目立っちゃう
若者たちの「猫の目恋愛」事情


 本年度の勝手に「ハリウッド・ベスト・ヤング・
 カップル」、K・スチュワート(写真左)と
 R・パティンソン(写真右)

今年7月に不倫発覚し、9月に復縁。その後、映画PRで世界各地を一緒に回って、11月公開……。前々からお膳立てしてあったかのような見事なオチを見せたのが、本誌でも何度か取り上げられている「トワイライト」カップル、ロバート・パティンソン(26)とクリステン・スチュワート(22)の恋模様。クリステンの不倫騒動を経て、本人たちにとっては「ようやく」復縁したという心持ちだろうが、はたから見ればたった2カ月で元のサヤに納まる早ワザ。映画公開に間に合ったお陰で、シリーズ5作目の最新作「トワイライト・サーガ / ブレイキング・ドーン Part2」は、予想通り大ヒット。勝手に本年度の「ハリウッド・ベスト・ヤング・カップル」の栄誉を与えたい。

一方、ここへきて噂に上っているのが、故ロバート・ケネディの孫コナー・ケネディ(18)との短期間交際・破局が伝えられたばかりの歌手テイラー・スウィフト(22)と、熟女好きとして知られるワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ(18)の「真剣交際」。事実であれば、連日、「破局? それとも復活!?」が報じられている歌手ジャスティン・ビーバー(18)と女優セレーナ・ゴメス(20)を抜く報道激戦区となりそうだ。

ザック・エフロンはとっくに過去男、女優ヴァネッサ・ハジェンズ(23)と俳優オースティン・バトラー(21)の熱愛ぶりもかなりの注目を集める。海辺、空港のチェックイン・カウンター、街中と、ところかまわず堂々キス。分かりやすい。ジュリア・ロバーツの姪っ子、女優エマ・ロバーツ(21)だって、くるくる変わる「猫の目恋愛」ぶりでは負けていない。ドラマ「グリー」の俳優コード・オーバーストリート(23)と復縁していたはずだったが、どうやら、ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」の俳優エヴァン・ピーターズ(25)に鞍替えした様子。若いっていいな。

 

嘆きのシャンテール

ジョーダン元夫と「できちゃった」破綻(はたん)
厚化粧「ロクサーヌ」が引き金に!?


仲むつまじいころのシャンテールとアレックス

ここんとこずっとドメスティックなニュースを占拠していたのが、本誌でも詳細が伝えられた「サヴィル事件」――故ジミー・サヴィルによる児童性的虐待及びBBCの隠蔽(いんぺい)疑惑。日を追うごとに「芸能スキャンダル」から深刻な「事件」へと様相が変化したことから、ポカンと空いた芸能ニュースのトップに躍り出たのが、「嘆きのシャンテール・ホートン」ネタ。そう、グラマー・モデル、ジョーダンの元夫ナンバー2、アレックス・リード(37)と婚約していたリアリティー番組出身セレブ(29)にスポットライトが当たったのだ。

「サン」紙での独占告白や、「New!」誌連載コラム、テレビ・インタビュー、そしてツイッターと、自らめいっぱいメディアを使って、一目ぼれ交際、妊娠、婚約するも出産直後に別れたアレックスとの「破局の真相」を喧伝。その内容のえげつなさから、あちこちのメディアが先を争ってネタをリサイクル使用している。

そもそもハードコア・ポルノ出演歴を持つ女装ケージ・ファイターと、なぜに即席真剣交際できたのか首をひねりたくなるところだが……。とにかく、ある晩、身重の体で外出先から帰宅した彼女が目にした光景は、「愛の巣」ならぬ「セッ○ス楼」。女性下着が廊下に溢れ、真っ暗な室内には蛍光ライトがチカチカ。どの部屋のテレビにもポルノが流されていたという。恐る恐る2人の寝室に入ると、そこにはビルダー体型のごつい身体に網タイツを着け、厚化粧した顔から汗をダラダラ流しているハイ状態のロクサーヌ(アレックスの女装源氏名)の姿が!! てっきり営業女装と思い込んでいたシャンテールの衝撃度は想像に難くない。

おまけに、「ロクサーヌ」には男性のセッ○ス・フレンドがいて、アレックスに戻ると女性と愉しむ、性の野獣であることが判明。別れた現在は金をせびられているというから、ご愁傷様というしかない。

 

○○屋のサイ!? PSY

ユーチューブで大ブレイク
韓国人ラッパー、アジア人初UK1位に

PSYと書いて「サイ」と読む、ぽっちゃりコミカルなコリアン・ラッパー(34) が放ったシングル「江南(カンナム)スタイル」が、動画共有サイト、ユーチューブでのプロモーション・ビデオをきっかけに、夏からこっち、大ブレイク。10月20日現在のアクセス数が5億1000万件以上というからw( ゚o ゚)w。

昨年大ヒットした米デュオLMFAO(既に解散)の「パーティー・ロック・アンセム」を髣髴とさせる超キャッチーなエレクトロ・ポップと、ガニ股でピョンピョン飛び跳ねる馬乗りダンス、そしてご当人のルックスが大ウケ。さっそく、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を踊って注目された「踊る刑務所」こと、フィリピン・セブ島刑務所の受刑者約1000人が、オレンジ色の囚人服姿でこの「江南スタイル」のダンス・ビデオをユーチューブで公開、再び話題を呼んでいる。

とにかくこの曲、本国はもちろん、豪、加、オーストリア、ベルギー、イスラエル(!)、レバノン(!!)、ホンジュラス(!!!)など世界中のあちこちでシングル・チャート1位(全米ビルボード・ホット100は2位、なぜか日本でのチャート最高位は20位と振るわず)。洋題「SUKIYAKI」こと「上を向いて歩こう」の坂本九も果たせなかった、アジア人として初めてのUK チャート・トップに立つ快挙を果たした。いや待て、九ちゃんは全米ビルボードで1位を獲っていたっけ。こちらも快挙だ。

この道10年以上のベテラン歌手に水を差すようで申し訳ないが、この売れっぷりはなにやら以下に挙げる歌と同じ匂いがするではないか。スキャットマン・ジョンの「スキャットマン」、M.C. ハマーの「U・キャント・タッチ・ディス」、カオマの「ランバダ」、アイリーン・キャラの「フラッシュ・ダンス」、ネーナの「ロックバルーンは99」、ロス・デル・リオの「恋のマカレラ」、ザ・ナックの「マイ・シャローナ」――そう、一発屋!

 

ディーバ・バトル! Diva's battle

「銃で撃つ」と脅すラッパーあれば
「私が殴る番」と呟く老司会者あり

米番組「アメリカン・アイドル」の新審査員、マライア・キャリー(42)とニッキー・ミナージュ(27)が、収録現場で激しいディーバ・バトルを展開したという。ある出場者をめぐって2人の意見が衝突、ニッキーがマライアに向かって放送禁止用語を連発しながら、「あんたの女王様気取りは許せない」「銃があったら撃ってやるのに」とキレまくり。マライアは「なんで3歳児が一緒に座ってるの」と返したというが、先輩ディーバに噛み付いた代償が、今後、ニッキーに大きく跳ね返ってくるだろうことは必至だ。

レディー・ガガ(26)の「ボーン・ディス・ウェイ」が、マドンナ(54)の23年前の楽曲「エクスプレス・ユアセルフ」と酷似していると、一時、盗作疑惑が持ち上がったが、マドンナはそれを茶化しツアーのステージで、「エクスプレス~」から、メロディーはそのままに歌詞を「ボーン~」にすり替えて歌唱。後で「自分の歌のおさらいにピッタリのやり方だって思ったの」。この痛烈な皮肉に、ガガも黙っちゃいない。ヘルシンキ公演でマドンナのツアーのパロディーとも取れるミニスカをまくり上げたポーズで、「クソくらえだわ。(アイ・ドント・ギヴ・ア・フ○ック)真実は私たちが知っている」と、これまたマドンナの「アイ・ドント・ギヴ・ア」からの歌詞をもじってリベンジしたそうな。

DV行為を受けた元彼の歌手クリス・ブラウンをまだ愛しているとテレビで告白したリアーナ(24)に、バラエティー司会ジョアン・リバース(79)が、「バカね! 今度は私が彼女をひっぱたく番よ」とツイート。速攻、リアーナが「わお、年取ったら頭の回転鈍くなるってホントね。おしめでも被ってれば」と呟き返し。ほかにも、番組「X ファクター」の師弟関係、シェリル・コール(29)とシェール・ロイド(19)、グラビア・モデルのジョディ・マーシュ(33)とサム・フェアーズ(21)など、女の口争は多々。つまるところ、似たもの同士のいがみ合い!?

 

アンジェリーナ・ジョリーの美女力 Angelina Jolie

イラク、トルコの政治家もメロメロ、
「鬼に金棒」のUNHCR特使女優

頭の良い美女、悪い美女、男運の良い美女、悪い美女……。美女にも色々あるけれど、美女ヒエラルキーで頂点に立つのは文句なくこの女性(ひと)、アンジェリーナ・ジョリー(37)であろう。

映画「17歳のカルテ」で共演した当時格上の女優ウィノナ・ライダーを差し置いて、主要映画賞のアカデミーとゴールデン・グローブで助演女優賞、全米映画批評家協会賞で新人賞をかっさらった後、婚約者がいた俳優ビリー・ボブ・ソーントンとさっと一緒になる手際の良さ。あれよあれよと自分が格上になり関係が悪化、とっとと別れてカンボジアから養子を迎えたジョリーが、次に見つけた相手は天下のブラピ様だった。当時、ジェニファー・アニストンとハリウッド最強カップルと言われたブラッド・ピットに対し、ひるむどころか彼らの結婚生活を一巻の終わりにさせ、スマートに三角関係・離婚の難局を乗り越えた。今じゃブラピと6人の養子・実子を持つ大家族を築き、今年4月に婚約。この運の良さ、処世術の上手さは美女界一と言えよう。

今年のアカデミー賞で太もも付け根からガバッと片脚を見せた「美脚ポーズ」がネット中を駆け巡った――なんてゴシップは、それこそブラピの過去女性アニストンやグウィネス・パルトローたちでも事欠かない。他を凌駕する彼女の「美女力」は、骨身を惜しまず国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使として過去10年間に40回以上、難民問題を抱える地域を訪問してきた「聖母ぶり」にありき。これを前にしては、略奪愛も、刺青だらけの身体も、ナイフで自傷行為や性行為を嗜んだ過去も、美女に深みをつけるスパイスにこそなれど、キズにはならない。今年4月にUNHCRの特使に任命された彼女は、9月にシリア難民キャンプを歴訪。彼女と面会したイラクやトルコの政治家たちの顔は、どれもメロメロだった。恐るべし、「美女力」。

 

ベスト・ドレッサー 2012

米誌「ピープル」が選ぶセンスのいい美女10人
People magazine's best-dressed celeb of 2012

なんでも現代版ベルサイユ宮殿、「セレブ・ランド」に住む選りすぐりの美女たちは、毎日あちこちの有名ブランドから、「これを着てください、身に付けてください」と物品が贈られてくる(らしい)。「金」の力で一流スタイリストやヘアメイクが雇える(らしい)。あまりの違いにアロハにウクレレで♪あ~あ~あ~、やんなっちゃった~♪と歌いたくなる。

米「ピープル」誌(9/4号)で、「世界一のドレッサー2012」が発表された。「世界一」とは、これまた大きく出たものだが、とりあえず、まずは「世界一センスのいい女性」から。ジョギングとヨガで鍛え上げた180センチ近い長身を武器に、ステラ・マッカートニーのドレスなどをシンプルかつエレガントに着こなし、他の美女たちを大きく引き離したグウィネス・パルトローが栄冠に輝いた。「クラシック・ビューティー」には、トップレス写真スキャンダルの渦中の人、英キャサリン妃。何というタイミング、何という落差。

「ザ・赤絨毯」は、新作「アメイジング・スパイダーマン」でヒロイン役を演じている赤毛の新進女優、エマ・ストーン。カーダシアン3姉妹は、「栗毛の爆弾娘(ブルネット・ボンバーズ)」(何だソレ!?)を獲った。これって、先に3姉妹ありきの企画じゃないか。……気を取り直して、「普段着のプロ」には、モデルの見らんだか~、ミランダ・カー。ベタなギャグが口をつく。日本じゃ「リプトンリモーネ」の♪やばいね~、リモーネ♪のCMがよく流れる。「ホット・ママ(イケてる母)」には女優リース・ウィザースプーン。無難すぎ。歌手リアーナは、「リスキーな背教者」。言わんとしていることは分かる。カワイ子女優、ジェシカ・アルバは「ジーンズの女王」だった。そして、「ハイ・ファッション(高級服飾)のプロ」はドイツ出身のモデル・女優、ダイアン・クルーガーに。ところで、日本代表、きゃりーぱみゅぱみゅが入ってないけど!?

 

セレーナ・ゴメス Selena Gomez

ビーバーを虜にするハタチ
童顔度ではハリウッド随一

なんてったって世界的スーパー・アイドル、ジャスティン・ビーバー(20)を彼氏に持つのが、米国のアイドル、セレーナ・ゴメス(20)。7歳で子役デビュー、11歳のときに出た映画の端役が目に止まってか、その翌年に米国のローティーン層を中心に視聴されているケーブル・チャンネル、ディズニー・チャンネルにスカウトされた。2007年にはドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」で主役の一人を演じて、人気者の仲間入り。えっ!? となる超横に長いぷっくり小さい丸顔に、短くて丸い鼻、小さなアヒル口、小ぶりのくりくり目元と、どこをとっても童(わらべ)。その愛くるしさにかけては、同局出身タレントの中で群を抜く。

参考までに、これまでのディズニー・アイドルを挙げてみたい。まずは、番組「ミッキー・マウス・クラブ」のブリトニー・スピアーズとクリスティーナ・アギレラ。あの「探偵少女レクシー」は今どこにのリンジー・ローハン。「リジー&Lizzie」のヒラリー・ダフ。映画、ドラマとも大当たりした「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンズ。彼女もかなりの童顔、愛くるしい系だ。そして、2006年から4シーズンにわたって放送された「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」のマイリー・サイラス。セレーナを挟んで、2008年に「キャンプ・ロック」でブレイク、現在、先輩ブリトニーとともに米版「Xファクター」審査員を務めるデミ・ロヴァート。お分かりいただけましたでしょうか。

ま、セレーナの場合は、ビーバーがらみで、人気・知名度がはね上がったクチ。「ジャスティン・ビーバー&セレーナ・ゴメス」をヤフー検索してみたら、その数4670万件。「ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー」の4500万件を上回った(9月9日現在)。こりゃ別れて一人立ちしない限り、彼女のタレント性は判断つかない。

 

世界で最も影響力のある女性100人

トップはヒラリー置いてユーロのあの人
最年少はリトル・モンスター抱える歌姫

米経済誌「フォーブス」最新号で、本年度の「世界で最も影響力のある女性100人」が発表された。200人の候補を政界、メディア、テクノロジーなど7つのカテゴリーに分け、更に100人まで絞り込んだもの。見事、トップの座を射止めたのはドイツ初の女性首相アンゲラ・メルケル(58)。7年で6度も首位を奪う不動のパワフル・ウーマンだ。科学者から政治家に転身、旧東ドイツ育ちのプロテスタント、離婚歴ありのメルケルは、欧州の盟主たる独首相となって7年目。過去に「多文化主義は失敗した」発言で猛烈な批判を受けたが、サッチャーに続く「鉄の女」として、経済・外交面で手腕を発揮したことが評価された。

他にも、2位・ヒラリー・クリントン米国務長官(64)、3位・ブラジルのジルマ・ルセフ大統領(64)、6位・インドのソニア・ガンジー国民会議総裁(65)、7位・ミシェル・オバマ米大統領夫人(48)、8位・仏政治家でIMF専務理事、クリスティーヌ・ラガルド(56)、9位・ジャネット・ナポリターノ米国土安全保障長官(54)と、10位までに7人の政治家の名が。残り3人は、4位・ビル・ゲイツの妻でビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長、メリンダ・ゲイツ(48)、5位・「ニューヨーク・タイムズ」紙編集長、ジル・アブラムソン(58)、10位・フェイスブックの取締役兼最高執行責任者、シェリル・サンドバーグ(43)と、お家元の米国勢が占めた。そして、100人中、最年少はSNSファン・サイト「リトル・モンスターズ」にフォロワー2800万人を抱える14位・歌手レディー・ガガ(26)。

中国、タイ、インドネシアなどアジア勢の顔もある中、残念ながら日本人のトップ100入りはなし。とはいえ、読者の皆さん、今からでも「立身出世」は遅くない。メインは50~60代、最年長は86歳の26位・エリザベス英女王(86)だもの。

 

アビー・ワンバック Abby Wambach

澤もいいけど、ワンバックもね
女前では五輪一!?

皆さん、「ロンドン・オリンピックの夏」はいかがだったでしょうか(まだパラリンピックの真っ最中だけど)。史上最多のメダル獲得となった日本では、それが「ジャパン五輪の夏」となり、すっかり「日本と世界の戦い」に様変わり(筆者、一時帰国中)。ボルトもボートもホッケーも、日本人選手の「活躍」の前にはタダの余興。テレビは連日、メダルを獲った日本人選手の生い立ちから苦難の五輪ロード物語までをご披露しつつ、勝利シーンを繰り返し放映。特に、日本女子サッカー「なでしこジャパン」に対する期待度、注目度は尋常ではなく、大会を通してその扱われぶりは群を抜く。

そのなでしこを接戦の末に2-1で下し、3大会連続4度目の金メダルを手にした米国チーム。試合後、「2つの素晴らしいチームによる戦いだった。今夜は我々の方に運があった」となでしこたちに敬意を表す優勝コメントを出したFWアビー・ワンバック選手(32)なくして、この史上最強の女子サッカー・チームは存在しなかった。延長、PK戦の末、日本に優勝を奪われた先のW杯で、ワシントン・フリーダム時代のチームメイトで日本代表キャプテンを務めていた澤を抱擁し、「アイム・プラウド・オブ・ユー」と告げたというから、しびれる。

眼光鋭い美女、GKのホープ・ソロ選手(31)や、五輪直前にカミングアウトしたプラチナ金髪ショートのミーガン・ラピノー選手(27)もカッコいいが、やっぱり格上はワンバック(彼女もゲイとの噂)。五輪準決勝のカナダ戦で、3-3の同点に追いつくきっかけとなった主審のPK判定を、「わざと主審の横で何度も秒数を数え」て引き出したことを会見で認め、「汚いと非難を受けるかもしれないが、ゴールを奪わなければならなかった」と語る。この潔さ。身長180センチのがっしりガタイに短髪、眉間ジワ、そしてあのシュート。オンナも惚れる。

 

ヴェラ・ウォン Vera Wang

ブライダル・ファッションの女王
人生3度目の挫折、離婚を味わう

ヴェラ・ウォン(63)と言えばウエディング・ドレス、ウエディング・ドレスと言えばヴェラ・ウォン。カラスの濡羽色ロング・ヘアーとか細い身体、ノーメイク風メイクがトレードマークの彼女は、米国の桂由美。マライア・キャリー、ジェニファー・ロペス、ハイディ・クラム、クロエ・カーダシアン、チェルシー・クリントン、ジェシカ・シンプソン、アヴリル・ラヴィーン、ヴィクトリア・ベッカム、シャロン・ストーン、ユマ・サーマン――これまで手掛けたセレブたちの花嫁衣裳は数知れず。名実ともにブライダル・ファッションの女王だ。ただし、ここに挙げた過半数以上が離婚、ヴェラ自身もつい最近、娘2人の父親でビジネス・パートナーでもあった夫君と結婚23年にして破局した。

彼女の経歴をたどると、2つの挫折が今ある成功に大きくプラスに働く岐路となっていることが分かる。上海生まれの両親は1940年代半ばにニューヨークへ。父は薬品会社を経営、母は国連で通訳の仕事に就く。手塩にかけて育てられた「裕福な中国系米国人」の少女は、6歳のときから始めたフィギュア・スケートで、高校時代、全米選手権のペア部門に出場、当時「スポーツ・イラストレーティッド」誌に「期待の新人」の一人として挙げられた。しかし、オリンピック代表に選もれ。最初の挫折を味わう。

地元の名門女子大サラ・ローレンス大学に進み、芸術史を専攻。卒業後、米版「ヴォーグ」誌でシニア・エディターとして16年務めるが、同年代のアナ・ウィンターに編集長の座を取られたのを機に退職。これが2つ目の挫折だ。その後、2年間、ラルフ・ローレンのデザイン・ディレクターとして活躍した後、1990年、自身の店をニューヨークにオープンさせ、その後の快進撃は周知の通り。離婚で受けた3度目の挫折も、36歳下トイ・ボーイの発覚で、既に好転の兆し!?

 
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