ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

LISTING イベント情報

メアリー・ポータス - Mary Portas

男と離婚→女と同性愛婚
英「ショッピングの女王」

「ヴォーグ」誌編集長、アナ・ウィンターにコム・デ・ギャルソンのデザイナー、川久保玲、そして、「ショッピングの女王」と異名を取るメアリー・ポータス……。アニメ「サザエさん」のワカメちゃんカットに極細体型、コレすなわちファッション界のカリスマ定番ルックだ。

ここで、百貨店ジョン・ルイスのパートタイムから始まった、ポルタスの「女王伝説」を紐解こう。まずは百貨店ハロッズに転職→引き抜きで小売服飾チェーン、トップショップへ→そして、百貨店ハーベイ・ニコルズと渡り歩き、ファッション販促業界で地歩を固める。特に、彼女が手掛けたハーベイ・ニコルズのショーウインドー・ディスプレーは、当時、観光ツアーが組まれるほどだったというから、その実力は推して測るべし。90年代の大人気シットコム「アブソリュートリー・ファビュラス」で、脚本・主演ジェニファー・ソーンダーズのブランド・アドバイザーを務めたことで知名度を広げ、97年に小売 & ブランド向け販促会社「イエロードア」を設立。一方で、「テレグラフ」紙のファッション・コラムや自身のテレビ番組などを持つ。

一男一女をもうけた14年間の結婚生活に終止符を打ち、昨年、49歳で一回り年下の雑誌「グラッツィア」編集者と同性婚を果たした彼女。「ほとんどの女性が同性とのセックスに興味がある」というのが、米ボイジー大学が異性愛の女性(男性を愛する女性)500人近くを対象に行った調査結果による「新事実」。なんでも「女性はお互い感情面で接近しやすく、それが、恋愛感情や深い関係へと発展することに繋がる」とかで、更に、「歳を重ねるごとに、女性が同性に惹かれる傾向が強くなる」という(ユタ大学調査)。ポルタス効果でより門戸が開くのは確実!?

 

デミ・ムーア - Demi Moore

年下夫のいない結婚記念日
「あなた、お見通しよ」と呟いてみる

最近、背筋が凍ったセレブ・ニュースと言えば、浮気グセ夫、アシュトン・カッチャー(33)との離婚が囁かれるデミ・ムーア(48)のツイッター。昨年の21歳女性との浮気報道に続いて、アシュトンが、よりにもよって夫婦の6度目の結婚記念日に、またも妻の年齢半分以下、23歳の女性とベッドインしたことが発覚。デミは翌日、両目を閉じてベッドに横たわる自身の正面写真とともに、「あなたのことはお見通しよ」と呟いた (ツイート) ……。

記念日前日、「男性の過ちに傷つけられたときは、自分自身を省みて自らの欠陥を学べ。そうすれば怒りを忘れられる」と古代ギリシアの哲学者、エピクテトスの言葉を引用ツイート(怖)。さかのぼって8月、「失った光を探そうとしている」と投稿(怯)、9月に入り、「忘れていました。自分自身に背中があることを」の言葉を添え、鏡越しに自分の上半身裸の背中を撮った写真をアップ(脅)。自分に背を向けず、向き合おうということを意図しているのだろうか、ディープすぎて恐怖が増す。

夫にしてみれば、「体型維持に努める年上のストイックな妻が最近、窮屈になってきた。モテキの今、ごたく並べるより、本能の赴くまま思いっきり遊びたい」が、本音のところか。今回、彼の浮気相手だったイケイケのテキサス娘サラちゃんは、目パッチリのタヌキ系ギャル顔に、小柄ながらも適度な大きさの形のいいバスト、メリハリあるすっべすべのスリム・ボディの持ち主(若さゆえ)。ビキニトップを持ち上げ、おっぱい見せま〜すなんてのもへっちゃら(デミも、過去によく脱いでいたが)。しかも、ちゃっかりアシュトンに口止め料なんかを請求しているらしい。

激ヤセぶりが心配されるデミ。50目前で人生やり直すのは正直、15下夫よりしんどいはず。土俵際で離婚を踏みとどまるか!?

 

ナンシー・シェベル - Nancy Shevell

逆説「クレオパトラの鼻」で
ビートルズ伝説の嫁ナンバー3!?

元ビートルズのポール・マッカートニー(69)とこの度めでたく結婚した米国人女性、ナンシー・シェベル(51)。ポールの最初の妻リンダ(結婚期間1969〜98、享年56)と同じ、米ニューヨークの裕福なユダヤ人家庭に生まれ育ち、過去に乳がんを患っている彼女は、父親が経営する運送会社ニューイングランド・モーター・フレイトの副社長及び、ニューヨーク都市交通局の幹部を務める七光り系ビジネス・ウーマン。泥沼離婚で「悪妻」の評判を取ったナンバー2、ヘザー・ミルズ(同2002〜08、43)に劣らぬ、抜群のプロポーション「巨乳 & スレンダー」の持ち主だ。

ポールがリンダと結婚したのと同じ場所、ロンドンの役場での挙式当日、ナンシーは、ポールの次女ステラがデザインした純白のミニ・ドレスに白い花コサージュを付けた下ろし髪という乙女チックな出で立ちで登場。どう見ても30代前半だ。ポールの長女メアリーが撮った公式ウエディング写真では、正面を向いて片足を上げるお茶目なポールに、背丈がほぼ同じの花嫁が横向きにピッタリくっつき、花婿の口元を見つめながら唇を突き出し「キスちょうだい」のポーズ。鼻梁が細くて、長すぎず短すぎずの先がツンと上向いた、形のいい鼻がなんともチャーミング。

……と、ところが。新聞に載っていた彼女の女学生時代の写真を見ると、鼻が全く違う別人ではないか。大きく醜い鼻で知られるシラノ・ド・ベルジュラック、もう少し低かったら(美人だったら)歴史は変わっていたクレオパトラ、そして、ペタッと横倒しの大きな二次元鼻を持つラガーマン、マイク・ティンダル。鼻にも色々あるけれど、存在感たっぷりに顔の中心に据えられた鼻こそ顔の生命線。「ナンシーの鼻」次第で、ビートルズの伝説、ポールの人生は変わっていた!?

 

クリスティーヌ・ラガルド - Christine Lagarde

女性初IMFトップの座に就く
大人エレガンスの極み

7月に女性初となる国際通貨基金(IMF)専務理事に就任したクリスティーヌ・ラガルド(55)。某日、黒の袖なしに髪色に合わせた銀白のチャイナ風ジャケットを羽織り、大ぶりのゴールドの腕輪とネックレス、超小粒のピアスを合わせてインタビュー対応。別の日には、記者団を前に、クビに巻いていた白のスカーフをさり気なく取り、颯爽とした濃紺スーツ姿を見せる。

そして、とうとう高級ファッション誌「ヴォーグ」に登場。「スマートで美しく、ガツガツしていない。スラッと背が高く、カッコいい。落ち着きのある、まさに完璧な女性。まるで、生徒の半分が恋に落ち、もう半分が恐れをなすグラマラスな女校長のように、自信と魅力にあふれている」と、これ以上ない賛辞を受けた。仏サルコジ大統領の肝入りで、同じ保守党、国民運動連合の彼女が、G8で女性初の経済・財政・産業相に就任したのが2007年。それが今回、次期仏大統領選の有力候補だった社会党ドミニク・ストロスカーンが、ホテルの女性従業員への性的暴行容疑で逮捕され、5月にIMF専務理事を辞任したのを受けて、ラガルド女史が理事会全員一致で選出された次第だ。

白髪ショートに日焼けした肌、若い頃からスリー・サイズが変わらないという贅肉のない身体、元シンクロ選手だけあって、姿勢もビシッと美しい。メディアに注目を浴びるほど、ファッション・センスにも磨きがかかって、最近これだけ洗練された政治家・要人をほかに見かけたことがない。そんな彼女を、左派の仏「リベラシオン」紙は、「彼女は、国民の福利より自分のルックスを気にする、普通の人々からかけ離れた上流階級出身の女性」と揶揄する。成人した息子2人を持つバツ2、恋人ありの女史。任期5年をうまく切り抜け、次は「女性初」の仏大統領を狙う!?

 

ザラ・フィリップス - Zara Phillips

「王室元反逆娘」の新婚さん 夫のやんちゃぶりに頭痛!?

結婚2カ月の新婚にして、早くも夫の浮気騒動に頭を抱える、エリザベス女王の孫娘ザラ・フィリップス(30)。夫であるラグビー・イングランド代表主将のマイク・ティンダル選手(32)が、W杯開催先のニュージーランドで、女性とイチャついているところを防犯カメラに捉えられ、その映像がユーチューブに流されてしまったから、さあ大変。瞬く間に世界中に広まってしまった。お陰でザラは、アイルランドの乗馬イベントに優勝するや、予定より2週間前倒しでニュージーランドに飛び立ったという。

問題の映像は、試合で白星を挙げた翌日、仲間と繰り出したバーで、ティンダル選手が丸坊主の頭を金髪美女の胸元に押し付け、キスなんかしてもらっている姿(後に女性は、選手の元恋人と判明)。単なる目撃情報ではなく、カメラに収まっている物的証拠ゆえ、今さらなかったでは済ませられない。酔った席での出来心が、とんでもない大火事になってしまった。

4年前、本誌の特集記事「個性豊かな王室メンバー」でのザラの見出しは、「母の跡継ぎ馬術極める元反逆娘」。舌にピアス、露出大のドレスを着て夜遊び、公衆の面前で彼氏と殴り合いのケンカ……と、ひと通りこちらの良家(彼女の場合、王家だが)の「グレ期」を通過し、荒ぶるホルモンを、母アン王女と同じ乗馬に打ち込むことで発散。見事、2006年に世界選手権の総合馬術競技で個人優勝するという快挙を成し遂げた。あっぱれ。

結婚式では、太い首と三角筋が発達した極太の上腕が目立ち、いまひとつウエディング・ドレスがしっくりこなかったザラ。その横にいるのはピカソが描く鼻を持つ大男。まるでシュレックとフィオナ姫のようにお似合いのカップルだ。今回の件がキッカケで夫婦関係がおかしくなるのは惜しい。どうか末長くお幸せに。

 

セレブと結婚観

退屈していたブラピに 「○○の方がマシ」のマドンナ

夏休み中、映画ロケのため大家族を引き連れやって来た英国滞在中、「ロンドン—グラスゴー間の列車を丸ごとチャーター」など話題を振りまいた俳優ブラッド・ピット。最近の雑誌インタビューで、前妻ジェニファー・アニストンとの5年間の結婚生活について、退屈だったと口を滑らせてしまった。

なんでも「その頃、必死で映画の中に興味深い人生を探そうとしていた」のは、「結婚生活がそうじゃなかったから。なのにバラ色みたいに偽っていた」と散々。一方、結婚はしていないが今のアンジェリーナ・ジョリーとの関係については、「僕の中で最も賢い選択の一つは、アンジーという女性を見つけたこと。愛すべき家族を手に入れ、満たされてるよ」。雑誌発売直後に、慌てて「いや、ジェニファーは素晴らしい女性」と言い訳するも、後の祭り。「配慮が足りない」と男前をグッと下げてしまった。

「コールドプレイ」のボーカル、クリス・マーティンと結婚7年になるグウィネス・パルトローの結婚観はと言えば、「長い間、ずっと一緒だと時にしんどいときもある。結婚に紆余曲折、浮き沈みはつきもの。長い人生、何が起こるか分からないわ」。この冷め加減がかえって長続きの秘訣か。逆に、3度目の離婚が決まっても「結婚は私の最大の夢」なんて語るジェニファー・ロペスみたいな夢子ちゃんが、何度も結婚離婚を繰り返すタイプだ。また、俳優マシュー・ブロデリックと結婚生活14年になるサラ・ジェシカ・パーカーは、日に20分、夫を「憎む」時間を自身に許しているとか。効率のいい「ムカっ腹」対処法かも。

トーク番組で「結婚するなら、電車にはねられるほうがマシ」と答えたのはバツ2の歌手マドンナ。セレブも「結婚」には難儀しているようで。

 

セレブとゴッドファーザー - Celebrity and Godfather

不況に負けぬ「コネ力」活用法 「我が子の後見人を探せ」

最近、トニー・ブレア元首相が米メディア大手ニューズ・コーポレーションのボス、ルパート・マードックと3番目の妻ウェンディの娘、グレースちゃん(9)とクロエちゃん(8)の「ゴッドファーザー(教父)」であることが発覚。昨年3月、ヨルダン川近くで行われた洗礼式には、女優ニコール・キッドマンと俳優ヒュー・ジャックマンも「ゴッドペアレンツ」として参列していたというから、マードックの政界・芸能界にわたる蛸足吸盤力が分かるというもの。

不景気時にも、いやだからこそ強い味方になってくれる便利なツール「コネ」を受け継がせてやろうという親心から、「後見人」の意味合いを持つ「教父」や「教母」を我が子にあてがってやる。親戚縁者だけでなく、父ちゃん、母ちゃんの友人、知人まで「コネ」の選択肢を広げることができる素晴らしい保険だ。

ケイト・モスの結婚式で、十数人の子供たちが花嫁付き添い人を務めて話題を呼んだが、中にケイトのゴッドチャイルド(名付け子)が数人か混じっていたとか。また、キャメロン首相とオズボーン財務相は、互いに相手の子供たちの教父。とことんくっついている。さらに33人の名付け子を持つチャールズ皇太子。その中の一人によると、皇太子から毎年、ティー・カップ、次はグレイビー・セパレーターとプレゼントされ、成人した頃には見事な食器セットになったという。オツな話。

ショーン・レノン、ダミアン・ハーレー、ブルックリン & ロメオ・ベッカム、これ全員、歌手エルトン・ジョンの名付け子たち。ちなみに、自身の息子ザッカリー君の教母はレディー・ガガ。スピルバーグ監督は、女優ドリュー・バリモアとグウィネス・パルトローの教父。人気者は「ゴッドファーザー」ビジネスで一儲けできそう!?

 

エイミー・チャイルズ - Amy Childs

ジョーダン・クローン 「パイレーツの名はチャーリー」!?

チャンネル4との契約終了で、チャンネル5に鞍(くら)替えしたエンデモール社制作によるリアリティー番組「ビッグ・ブラザー(以下BB)」。昨年7月、雑誌「OK!」や「デーリー・エクスプレス」紙などを抱える英メディアの実力者、リチャード・デスモンド率いる「ノーザン & シェル」社に買収された新装チャンネル5にとっての旗揚げ的番組になるだけに、まずは有名人版「セレブリティーBB」で勝負に出た。

新司会の「BB」出身タレント、ブライアン・ドーウィングが腹話術の人形のごとく固まった表情でこなれてなかったのがマイナスだったとはいえ、出場した「B級以下タレント」の顔ぶれと、その化学反応はなかなか。特に双子タレント、ジェドワードの4歳児以下の振る舞い「うるさい、しつこい、じっとしない」は、画面に目を奪われる点においては成功していた。

そして、彼ら同様、きっぱりその役割を果たしてくれたのが、昨年、リアリティー番組「ザ・オンリー・ウェイ・イズ・エセックス」に登場以来、「第二のジョーダン」と人気上昇のグラビア・モデル、エイミー・チャイルズ(21)。なにしろ、「映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の主人公は?」の質問に、「チャーリー」と答えるなど(同じジョニー・デップが演じた「チャーリーとチョコレート工場」と混同)、各所で大バカぶりを発揮。ハウスメイトとのコミュニケーションは、酒が入らない限り至って淡白で、一日の半分以上、髪やら顔やらをいじくってる「ミー・オンリー」人種。唯一、ジェドワードが彼女のアイライナーだかを勝手に使ったとき、「BBブース」のカメラに向かって「ひどい!」と泣いて、感情を露にしていた。

こんなの日本じゃ通用しない。「タレントの底上げ」、これ英芸能界の課題だわ。

 

ゲイリー・バーロウ - Gary Barlow

カウェル継ぐ審査員頭 保守党支持のマジメン!?

サイモン・カウェルの後継として番組「Xファクター」の審査員頭となっている、かつて少年、今中年グループ「テイク・ザット」のゲイリー・バーロウ(40)。サイモンそっくりに「ミスター・ナスティ(イヤミ男)」を演じる筋合いはないが、大方の番組ファンは、「歯切れが悪い」「面白みがない」と感じているのではなかろうか。

昨年の総選挙で俳優マイケル・ケインや、サッカー、エリクソン監督の元カノであるイタリア人弁護士、ナンシー・デロリオらとともに保守党支持を表明。学校で「Xファクター」式タレント発掘コンテストを開催するという同党党首デービッド・キャメロンの意見に賛同し、グランド・ピアノの前で固く握手を交わすツーショットが、当時野党だった保守党の格好の宣伝材料になっていた。

15年前の脱退後、早速出したソロ1発目「フォーエバー・ラブ」がシングル・チャート1位を獲得。続くデビュー・アルバムもトップとなって、バンドのサウンド・クリエーターとしての沽券(こけん)を保ったのもつかの間、同じくソロ・デビューしていたロビー・ウィリアムズにヒットを連発されて、すっかりお株を取られてしまったゲイリー。相当悔しかったであろうことは想像に難くない。だが、音楽生命を賭けた一か八かの「テイク・ザット」再結成が大当たりし、シーソーのように、ロビーの人気が下降、オレたちの船に乗れとばかりに、バンド加入に手を差し伸べた。自身も一度、下界を経験した身だけあって、勝利感もひとしおだっただろう。

目だけは決して笑わない生真面目さや、決意の固さは、あの奥目とそれと同じ幅の真一文字の口、油断するとすぐ太りそうな低身長によく表われている。「食えないヤツ」と評するのは酷過ぎる!?

 

アデル - Adele

「ウ〜の法則」でロング・セラー!? ヒットに隠された秘密とは……

なにしろセカンド・アルバム「21」が、米「ビルボード」誌チャートで通算12週1位、UKチャート同13週1位を記録し、世界で800万枚をセールス。1枚目「19」は、米グラミー賞で最優秀新人とポップ女性歌手を受賞し、名実共に最高峰、笑いが止まらぬ1人勝ち状態の英シンガー・ソングライター、アデル(23)。

ヒットしたのは、やれ「カントリー音楽とブルース・フレーバーのある米国人好みの曲調」にあるだの、「声量あるハスキー・ボイス」にあるだのと巷では言われているが、個人的には「ウ〜の法則」がヒットの最大の要因であると考える(強引過ぎるが)。

「21」のロング・セラーの牽引となったシングル・カット「サムワン・ライク・ユー」を聴いてほしい。♪サムワン・ライク・ユゥ・〜♪、♪〜フォー・ユゥ・ー・トゥ・ー♪と、感極まる大サビの部分で「ウ〜」の節回し。例えが非常に古いが、この「ウ」音の長音符は、北島三郎の「与作」(1978)での名サビ「よさくゥ〜、よ〜さ〜くゥ〜」や、由紀さおり「夜明けのスキャット」(1969)の出だし「るゥーるゥーるゥーるゥー」のように、歌に酔う魔法の母音。試しに、母音「あいうえお」を「あ〜い〜う〜え〜お〜」とできるだけ長くのばして言ってみてほしい。「う〜」のときに口がすぼむと同時に、眉間にシワが寄り、目が細くなるのが分かるはず。ここで思い切って目を閉じ、音程を変えながら「う〜」と唸ると、心地良く自分に酔ってくるはず。

米「ヴォーグ」誌編集長アナ・ウィンターがスタイリングの手助けをしたことによって、俄然ファッションに目覚めたというアデルは、デビュー当時と比べ、ルックスのコンセプトが明白になって断然◎。バラードでの「ウ〜の法則」さえ守れば、この先、人気継続は間違いない!?

 
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