ニュースダイジェストの制作業務
Mon, 08 December 2025

LISTING イベント情報

ジェラール・ドパルデュー - Gérard Depardieu

オスカー無しの嫉妬!?
ビノシュは「何もない!」

「彼女には何にもないよ。全く何も!」。カンヌ、オスカー、ベネチアの3冠を獲っているジュリエット・ビノシュ(46)に対し、こう言い放ったのが、先輩の仏俳優、ジェラール・ドパルデュー(61)。先月16日に発行されたオーストリアの有力週刊誌「プロフィル」のインタビューで、過去に「プロヴァンスの恋」などで共演したこの「国際女優」に対し、咆哮を上げた。

曰く、「誰か、この女優の存在意義について説明してくれないか。なんでこんなにずっと高い評価を受け続けているのか知りたいもんだ」。曰く、「例えクレイジーであっても、イザベル・アジャーニ(「カミーユ・クローデル」で共演)の方がすごい。それとかファニー・アルダン(トリュフォー監督「隣の女」で共演)。ビノシュだって? 何が魅力なの」。しまいに、「彼女の主演で『ポンヌフの恋人』の撮影に6年費やして、それで出来たのが、映画どころか、ただのクソの塊だった」と雑言の矛先が、ビノシュの当時の恋人、レオス・カラックス監督にも向けられる始末。

「グリーン・カード」のジェラール、「イングリッシュ・ペイシェント」「ショコラ」のビノシュと、ハリウッド映画に出て話題をさらった両者だが、オスカー助演、主演を射止めたのは後者。たぶんにやっかみもあるだろう。しかし、「世界のミフネ」じゃないが、「世界のビノシュ」にしとけばいい的、おおざっぱな映画界グローバリズムに辟易してのこととも取れる。

ごっつい固太りの体躯。猪首の上には、鼻頭には足の親指が、あごには握りこぶしがくっついたような異形のアシンメトリー顔。どんな心情も表現できる小さな目。彼だから、「グリーン・カード」や「隣の女」が成立した。ここ最近、賞に縁遠くなってきた彼に、この辺で発起願いたい。

 

ジョー・マッケルデリー - Joe McElderry

「Xファクター」負の予兆!?
1位阻止され、ゲイ告白迫られ

いよいよスタートした人気オーディション番組「Xファクター」の最新シリーズ。しかし、今回はいつもと様子が違う。ダニー・ミノーグ(38)が前半戦に産休しているのはいいとして(どうでもいい存在?)、問題なのは、シェリル・コール(27)の長期欠席。番組ボス、サイモン・カウェル(50)とのツー・トップである目玉が、コール選手との結婚破綻→急接近した米ダンサーとタンザニア旅行→マラリア罹患で緊急入院。結果、番組に大穴を開けるという誤算。

一方、最終選考に残った20人余りの選抜者たちは、宿泊先のホテルで5時間にわたって酔って暴れまわり、数名が警察官に連行される騒ぎを起こす。そうそう、番組出身のJLSは、全米進出を狙ってはるばる海を渡ったが、ブレイクどころかひびさえ割れずにトンボ帰り。帰国の理由は「ホームシック」って……。最近、露出が激しい新人グループ、ウォンテッド登場で、このままダダ崩れか。

そんな、暗雲立ち込める「X」の予兆となったのは、昨年度の優勝者、ジョー・マッケルデリー(19)のクリスマス・デビュー・シングルの1位阻止運動。結局、対抗馬に軍配が上がり、2週目にジョーがトップを奪回してはいても、「敗北感」だけが残った。おそらく今後ずっと、彼にはこの逸話がついてまわるに間違いない。そうかと思ったら、つい2カ月前には「成り済まし」ハッカーにツイッターで虚偽のカミングアウトをされ、前から噂のあったジョー自らが、火消し、いや便乗? の「ゲイ告白」。こんなカタチでセクシャリティーをわざわざ公表しなきゃならないなんて、先の「1位阻止」と合わせて、なかなか世間も手強いものだ。とにかく、ジョーと「X」の今後を占うのは、10月発売のデビュー・アルバムの売れ行き次第のようだ。

 

ララ・ストーン - Lara Stone

芸人の妻になった
酒断ちスーパーモデル

5月に交際9カ月の速攻で、人気スケッチ・ショー「リトル・ブリテン」の英コメディアン、デービッド・ウォリアムズ(38)と結婚したオランダ出身のスーパーモデル、ララ・ストーン(26)。プラダやジバンシー、ジル・サンダー、ルイ・ヴィトン、シャネルなど、一流どころのショーには欠かせない存在だが、靴のサイズがモデル平均の6〜8(25.5〜27.5センチ)より小さい5(24センチ)であることから、足に合っていないがっぽがぽの靴を履いてふらつきながら歩く姿が、登録商標になっている。

顔の肌色と変わらないために無いも等しい眉、短めの鼻、釣り上り気味の猫目、そして、「ジョニー・デップ夫人」の女優バネッサ・パラディと同じ大きなすきっ歯がチャーム・ポイントで、高級ファション雑誌「W」で、「最も欲しい顔」に選ばれたこともある。これまでの人生、一度も日に焼けたことがないんじゃないかと思うくらい青白く(=血色が悪い)、モデルゆえにもちろん細長く(太目の方と言われているが)、でも胸は豊満。籐椅子に座って足を組む「エマニエル夫人」のイメージそのもので、デカタンな匂いぷんぷん。いや、「プ〜ンプン」くらいの匂いがあるかも。

どこへ行くにも鞄の中に酒を忍ばせ、朝起きたときに震えが止まらなかったこともしばしば。酔っぱらうと、男どもに誰かれかまわず喧嘩をふっかける「バイオレント・ドランカー」だったと、米雑誌「インタビュー」で自己申告しているララ。「今どこにいて、何をしているのか、自分が誰か分からなくなるくらい酒に溺れた」ことから、南アフリカまで行ってリハビリ治療を受けたという。断酒した代わり、今度は「笑わせてハッピーにしてくれる男」に「依存」することにした!?

 

ハリウッドの「ジミ婚」セレブ

1000人挙式の海老蔵は立派
事後報告は反則ワザ!?

帰省中にちょうど、「市川海老蔵・小林麻央結婚披露宴スペシャル」が放映されていた。さすがは歌舞伎界の秘蔵っ子、海老蔵(32)。小泉純一郎、森善朗の両元総理大臣や、瀬戸内寂聴、篠山紀信、秋元康、林真理子、松たか子、中村勘三郎、中村扇雀ほか、各界有名人を始めとする招待客1000人が列席したという。

新婦の麻央ちゃん(28)は、牡丹刺繍の白無垢に続いて、スワロフスキー1万個を散りばめた桂由美デザインの裾丈4メートル・ウエディング・ドレス姿を披露。宴の食事は、「銀座・久兵衛」など超一流店の手によるフルコースと、まさに贅づくしの披露宴だった。出会いから結婚までのプライベート密着を挟んで締めて2時間、たっぷり堪能させてくれた。ホントにありがとう!! 極めつけは、海老蔵がベトナムくんだりまで「わざわざ」行って採掘したルビーのネックレスを、新婦にサプライズ・プレゼントするまでの行程。やっぱ、芸能人ウエディングはこうでなくっちゃの「スペクタクル・ショー」だった。「いよっ、成田屋!」だっけ?

それに引き換え、最近のハリウッド俳優たちは、ジミ婚ばかり。ウディ・アレン監督作「それでも恋するバルセロナ」で共演したペネロペ・クルス(36)とハビエル・バルデム(41)のスペイン出身・オスカー助演カップルといい、映画「トランスフォーマー」シリーズのセクシー女優、ミーガン・フォックス(24)と俳優ブライアン・オースティン・グリーン(36)といい、創価学会カップルと噂される、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の英俳優オーランド・ブルーム(33)と豪モデルのミランダ・カー(27)といい、みーんな事後報告の極秘挙式。「作品とプライベートは別」なんてのは、「芸能人」に通用しないと思うんだけど。

 

ビートルズの子供たち 〜ジョージ&リンゴ編

240億円相続の一人息子
3人揃ってシングル兄弟

結成から今年でちょうど半世紀となる「ファブ・フォー」。今回はジョージ・ハリスンとリンゴ・スターの子供たちの行方をたどる。

まずは、2001年にがんでこの世を去ったジョージの一人息子ダーニ(31)。ハリスンが最初の妻、パティ・ボイドと離婚した翌年、メキシコ生まれのオリビアと再婚して出来た子だ。因みに、人気モデルだったパティはその後、ジョージの親友エリック・クラプトンと再婚、10年の結婚生活を送っている。三角関係時代に書いたクラプトンの不倫ソング「いとしのレイラ」のモデルなのは有名。話がそれたが、ダーニも他のメンバーの子と同様、出来るだけ公衆の目を避けて育てられた。米名門ブラウン大を出た後、空気力学者を目指すも挫折し、4年前に「DNAだから仕方ない」と音楽の道へ。ジョージの遺産1億6000万ポンド(約240億円)を相続した、英国屈指の若い富豪でもある。

一方、リンゴの子3人は、相当、素行不良のティーン時代を送ったようだ。ロンドン・ハムステッドの豪邸で何不自由なく暮らすのに飽き足らず、車のステレオをかっぱらったり、ドラッグにはまったりで何度か警察のお世話になっている。12歳でザ・フーのキース・ムーンからドラムの手ほどきを受けた長男ザック(44)は現在、父親と同じくプロのドラマーとして、オアシスなどと仕事をしている。次男のジェイソン(42)は、ドラムを止めて写真家に。5歳のときに両親の離婚を経験した末娘のリー(39)は、中でも一番の波乱万丈。高校を中退し、職を転々とする間、19歳で母が白血病で亡くなり、自らも脳腫瘍を発病し、再発も経験。完治した今は、メイクアップ・アーティストとして活躍している。バツイチ含め、3人とも独身だ。

「寄って来るのは、金目当て」と思うのか。

 

ビートルズの子供たち 〜ジョン&ポール編

独身通す異母兄弟のレノン家
孫10人のマッカートニー家

1960年の夏に、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンの3人によるビートルズが結成されてから今年で50年(リンゴ・スターの参加は後)。うち2人は鬼籍に入ってしまったが、この半世紀でしっかりと「ビートルズ・ダイナスティ」が形作られた。

当時22歳で、メンバー中、一番先に父親となったジョン。最初の妻シンシアとの間に息子ジュリアンが生まれるが、オノ・ヨーコとの運命的な出会いによって、父と子は離れ離れに。12年後、父親が銃弾に倒れ、永遠の別れとなった。そのとき、ヨーコとの息子ショーン(34)は5歳。主夫ジョンが溺愛して育てた異母兄弟のショーンと違って、財産分与が遺書に一切記されていなかったジュリアン(47)は、その後、16年にわたって相続争いをし、3億ポンド相当を勝ち取ったと言われる。2人とも独身のミュージシャンで、ジョンに似た面長な顔立ちであることは共通している。

一方、1969年にリンダと結婚したポールは、彼女と最初の夫との間にできた娘ヘザー(47)を養女に。今では著名な陶芸デザイナーとなっている。2人の間の最初の子、マリー(41)は、母の血を受け継いで写真家になり、次のステラ(38)はご存知、ファッション・デザイナーとして成功。一番目立たない、ポールにウリふたつの長男ジェームス(32)は、父親と比べられるのを嫌がり、ずっと音楽道を避けていたが、夏にアルバム・デビューが決まった。4人ともみな公立高校出身だ。そして、47年連れ添ったリンダ亡き後に捕まり、後に醜い離婚劇を晒すことになったヘザー(42)との間に、末娘のベアトリスちゃん(6)がいる。上の娘3人は結婚し(再婚者もあり)、間もなくポールにとって10人目の孫が誕生する予定。

 

バネッサ・パラディ - Vanessa Paradis

すきっ歯が「セクシー」!?
デップ独占して12年

ヒロイン役演じるラブ・コメディー「ハートブレーカー(L'Arnacoeur)」が現在公開中の仏女優バネッサ・パラディ(37)。米俳優ジョニー・デップ(47)と一緒になって12年、いまだ「彼は特別な男」とノロける、地団駄踏みたくなるよな羨望の女(ひと)でもある(入籍していない事実婚)。

パリで互いにひと目惚れ、その後すぐに誕生した娘リリー=ローズちゃん(11)、そして息子ジャックくん(8)と2人の子を持つ、堂々の中年カップルと言えるのに、倦怠期とは無縁のよう。南仏、米国、カリブ海に浮かぶ「ファック・オフ」と名付けられた小島を含む、5つの不動産を行き来する生活を送っているらしい。

14歳時のデビュー曲「夢見るジョー」が、仏チャート11週間連続1位を記録。以後、異才セルジュ・ゲンズブールや、交際を噂された米シンガー・ソングライター、レニー・クラビッツたちがプロデュースを手掛けてきた歌手であり、ジェラール・ドパルデュー、ジャン・ポール・ベルモンドたち大物俳優と共演してきた映画女優、そしてデザイナー、カール・ラガーフェルドが「美の女神」と崇めるシャネルの広告塔でもある、国民的アイドルのバネッサ。仏版小泉今日子か、宮沢りえといった位置付けだろうか。

小顔の割に特大の歯を持ち、それゆえ、美女の条件、尖った頬が出来上がる。前歯2本の隙間は、日本じゃただのすきっ歯として片付けられるが、西欧では「セクシー」というチャーム・ポイントに。広い額に大きいつり目、低めの小さな鼻の典型的なシャム猫顔に、相変わらずの華奢な身体。よく言われるが、デップの恋人だったケイト・モスとタイプ的にソックリだ。

ただし、写真によっては、松岡きっこに似ていなくもない。ヤフーかグーグルでチェック。

 

サッカー・イングランド代表

予想通りの「期待外れ」と
ベッカム効果の期待以上!?

遠い南アフリカでの開催ということもあって今回のサッカー「ワールド・カップ」では、選手の妻や恋人たち、WAGsは鳴りを潜めていたイングランド代表。だが、華の脇役なくとも、メディアとスポンサーあげての盛り上がりは年々増す一方で、戦後最大の大不況なぞどこ吹く風。なにせオリンピックより観る人が多い、地球最大の一大ページェントなのだ。

チョコレート「マーズ・バー」の茶色い外袋が白地 & 赤クロスに変わり、ウォーカーズ「クリスプス」に、「照り焼きチキン味」やら「ローストビーフ & ヨークシャー・プディング味」と代表国味バージョンが登場、各国選手の交換カードが山積みになって売られていた。家の窓いっぱいに国旗を貼り付けたり、車に小旗を翻したりとにわか国粋主義になるのもスポーツ・イベントならでは。

しかし、フタを開けてみれば、1次リーグの第1試合、対米国戦はキーパーのミスで痛恨のドロー、2試合目の対アルジェリア戦も、大方の予想に反してスコアレス・ドロー。怒ったファンが試合後、警備の目をかいくぐってベッカムの控え室に怒鳴り込むという一幕もあった。結局、本戦進出を決める、リーグ最終戦スロべニアとの試合に1−0で勝ち、ベスト16となった。

今回も予想通りに「期待外れ」だったが、意外に「期待以上」だったのが選手のルックス向上。かつてトッティのいたイタリア・チームのハンサムぶりが目立っていたが、今回、国歌斉唱中に選手ひとりひとりの顔をテレビ・カメラが嘗めるお決まりの場面で、A・コール、ランパード、そしてあのルーニーでさえ、こざっぱりとして、悪くない。それもこれも、客寄せパンダでベンチに座っていたマネキン人形みたいなベッカムの功績が大きいとみた。

 

ケイト・ハドソン - Kate Hudson

ルックス・演技・男の趣味
すべてそこそこ女優

体育会系から文化系へ。歌手マドンナの元カレ、米プロ野球ヤンキースのA・ロッド選手との仲が噂されていると思ったら、今度は、オルタナティブ・ロック・バンド「ミューズ」のボーカル、マシュー・ベラミーとの交際が持ち上がっている、女優のケイト・ハドソン(31)。「世界中がアイ・ラヴ・ユー」の元祖「コケティッシュ」女優、ゴールディ・ホーンを母に、俳優カート・ラッセルを育ての父に持つ、ハリウッドの14光なのはご存知のところ。

2000年に公開された「あの頃ペニー・レインと」でゴールデン・グローブ賞助演女優賞を獲り注目を浴びるが、同年、21歳の若さで、バンド「ブラック・クロウズ」のボーカル、クリス・ロビンソンなんてむさっ苦しいのと結婚しちゃったものだから、周囲はこぞって、「せっかくの金のたまごにキズが付く……」と落胆を隠せなかった。「10日間で男を上手にフル方法」、「トラブル・マリッジ」とそこそこヒット作を出し、息子ライダーくんも授かって、仕事に家庭にそれなりにがんばっていた(踏ん張っていた)が、大方の予想通り、6年弱で破局。以降、冒頭2人に行き着くまで、ケイトにフラれて自殺未遂騒動を起こした俳優オーウェン・ウィルソンや、ツール・ド・フランス7連覇している自転車ロード・レースのランス・アームストロング選手ほか、短期間のうちに硬軟取り混ぜたそこそこの男性遍歴を持つ。

母親同様、ラブ・コメものを中心に途切れなく作品に出て、ルックスも演技もちんまりまとまった小器用な俳優ではあるのだが、特級の人気者でもなし、目を見張る実力派でもなしで、オスカーのインパクトに欠ける。グローブ当時の熱波再びもそう簡単にいくまいし、このままそこそこ で終わってしまうのか心配だ。

 

アシュトン・カッチャー - Ashton Kutcher

代表作なくとも100選入り
逆玉の輿の偉効、ここにあり

デミ・ムーア(47)の年下夫(15歳差)、歌手マドンナで有名な新興宗教カバラに夫婦揃って入信、そして代表作は、「何だっけ?」と思い出せないハリウッド俳優、アシュトン・カッチャー(32)。当時の恋人であった故ブリタニー・マーフィーとのラブ・コメ「ジャスト・マリッジ」(2003)や、キャメロン・ディアスと共演した同じくラブ・コメ「ベガスの恋に勝つルール」(2009)など、せいぜい中ヒット止まりの、野球で言えば8番打者。なのに、簡易ブログ「ツイッター」のフォロワーが福岡県の人口と同じ500万人を誇り、今年、米「タイム」誌で「地上で最も影響力のある100人」の一人に選ばれた、意外や意外、米芸能界の実力者だ。

モデル・コンテスト優勝がきっかけで、地元アイオワ大を中退してニューヨークへ。カルバン・クラインの広告などに登場するも飽きたらず、俳優を目指してハリウッドに向かう。まぁそこまでは、よくある「ルックスがズバ抜けていい子」の辿る道。コメディー・ドラマで人気を得るが、大転機はやはり、デミを掴んでから。これで周囲の見方がガラリと変わった。彼女の映画「ゴースト / ニューヨークの幻」は、ジュリア・ロバーツでいう「プリティ・ウーマン」。いわば印籠で、あとは駄作に出ようが、妊娠ヌードで雑誌表紙を飾ろうがかまわない。死ぬまで「銀幕のヒロイン」として崇められるのだ。

MTVの「パンクド」や「ルーム401」シリーズなど、20近く番組を製作してきた彼が、ただの凡人じゃないことは分かった。しかも、去年だったか「スマップ×スマップ」に出た時に証明してくれた、ウソ偽りのない「いいやつ」であることも。しかし、詰まるところは、「デミあって」。大ヒットが出るまで、「水増し」感は否めない。

 
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