4バイエルン州の日本人コミュニティー

今回は、バイエルン州の日本人コミュニティーについてご紹介します。現在、バイエルン州には約6000人の日本人が在住し、そのうちおよそ4000人がミュンヘンに、ニュルンベルク地域には約300人の方々が暮らしています。また、当州に進出している日本企業は約420社で、そのうち約150社はミュンヘン市内、もしくはその近郊に営業事務所を構えています。このように、バイエルン州は日本企業にとって、デュッセルドルフに次ぐ「ドイツ第2の拠点」ということがいえるでしょう。

インベスト・イン・ババリアは、バイエルン州で暮らす日本人 のためにホームページ「Japan in Bayern（www.japan-in-bayern.de）」 を開設し、日本関連の諸機関・団体、レストランなどの情報を配信しています。そのほかにも、ミュンヘンの日本人幼稚園や日本人学校、日本人会、各地の独日協会や日本語補習校など、暮らしに役立つ情報が満載です。

また、バイエルン州には、ミュンヘン以外でも「日本」に出会える場所が多くあります。ヴュルツブルクのシーボルト博物館やフュルト・イン・ヴァルトの日本庭園、そしてニュルンベルクには、創業1987年の老舗日本食レストランがあります。

そして本年は、2つの日本関連行事が節目の年を迎えました。5月にアウグスブルクで開催された日本春祭りは、10周年を迎えました。また、7月19日（11:00～18:00）に開催されるミュンヘン日本祭りは20回目を数えます。会場では武道や生け花、茶道など、日本の伝統文化が紹介される予定です。また、たくさんのアニメファンによるコスプレ・ファッションの競演も恒例となりました。イベントについての詳細は、独日協会のホームページをご覧ください。ドイツで日本文化に触れられる数少ない機会を、どうぞお見逃しなく。皆様のバイエルンへのお越しを、心よりお待ちしています。