7バイエルンの魅力的な7つの行政区間

「グリュース・ゴット！（こんにちは）」。前回（1057号）でお伝えしたように、「インヴェスト・イン・ババリア」はバイエルン州政府の企業誘致部です。今回は7つの行政区間があるバイエルンのハイライトをご紹介します。バイエルン州にとって農村部は非常に重要であり、州の人口の約60％にあたる約800万人の人々の生活、ビジネス、職場として、州面積の約85％を占めています。

ここでは、オーバーフランケン、ミッテルフランケン、ウンターフランケンという3つの行政地区に焦点を当ててみましょう。

北部にはバイロイトを中心都市とするオーバーフランケンがあります。バイロイトはワーグナーファンによって世界的に知られている街で、研究機関Neue Materialien Nordbayernの拠点。世界を股に掛けるグローバル企業は500社を数え、さらに自動車、繊維、陶器産業における数多くの隠れたチャンピオン企業も当地に本社を構え、欧州域内で第2位の産業集積度を誇っています。

バイエルン州の北西には、アディダス、プーマ、ファーバーカステル、シーメンス、シェフラーなどの企業が所在するニュルンベルク、フュルト、エアランゲン、ヘルツォーゲンアウラハの各都市を擁するミッテルフランケンがあります。2013年には「インヴェスト・イン・ババリア」の北バイエルン支部がニュルンベルクに設立されました。

ウンターフランケンは、計測器分野において国内で最も重要な場所です。ヴュルツブルクには、スタートアップ支援のデジタル・イノベーションセンター（ZDI）Mainfrankenがあります。