Japan in Bayern シリーズ

16ドイツ・バイエルン州・オーバーフランケン行政管区における日本

バイエルン州よりグルースゴット（Grüß Gott）！ インベスト・イン・ババリアは、バイエルン州経済省の企業誘致部です。ヨーロッパで新たな進出先となる立地候補をお探しですか？それでしたら、インベスト・イン・ババリアにバイエルン州をご紹介させてください。

オーバーフランケン行政管区のハイライト

オーバーフランケン行政管区の府省は、約17万人が暮らすバイロイト。この地にはリヒャルト・ワーグナー音楽祭の開催地として毎年世界各国から多くの音楽愛国家が訪れます。プロイセン王フリードリヒ2世と一番仲が良かった姉で、ブランデンブルク＝バイロイト辺境伯に嫁いだヴィルヘルミーネにより建てられたバロック様式の傑作「バイロイト辺境伯歌劇場」（2012年世界文化遺産に登録）も見逃せません。1530年にはマルティン・ルターがフェステ・コーブルク城で籠城生活を強いられていた際に、旧約聖書を訳したとも伝えられています。

経済立地拠点としてのオーバーフランケン

バンベルクのシェフラー社やフォルヒハイムにあるMedical Valleyのシーメンス社などが当地域の経済的発展に大きく貢献しています。特に機械・合成樹脂製造やガラス工業、テクニカル・テキスタイルやエレクトロニクス・オプティカル・医療技術分野などで活躍している「隠れたチャンピオン」と呼ばれる中小企業は、オーバーフランケンの経済にとって欠かせない存在。2018年7月にバイエルン州経済省Franz Josef Pschierer大臣が、ホーフにミュンヘン、ニュルンベルクに次いで三つ目となるインベスト・イン・ババリアのオフィスを開設したことからも分かるように、バイエルン州にとってオーバーフランケン地域がいかに重要かを表しています。

インベスト・イン・ババリアのオフィス開設

オーバーフランケンにおける日本

オーバーフランケンに進出している日本企業としては、バンベルクに拠点があるRakuten Deutschland GmbHが挙げられます。

ホーエンベルク・アン・デア・エーゲルには、日本の実業家である山川氏が日本に紹介してブランドに育て上げたことで、日本と縁が深いシェニール織りのErnst Feiler GmbH本社があります。山川氏は当地への恩返しとして、総額350万ユーロを同地域に寄付し、それにより2018年に老人ホームの建築が実現されました。敷地内には75本の桜の木が植えられ、子どもから大人まで幅広く交流が深められる場を提供しています。バイエルン州政府は山川氏の功績を称え、バイエルン州社会貢献者賞を贈りました。

春先には20万本ものサクランボの花が咲き乱れるフレンキシェ・シュヴァイツで、お花見の気分を味わってみてはいかがでしょうか。

老人ホーム

フレンキシェ・シュヴァイツ

バイエルン州にご興味をもっていただけましたでしょうか。アルプスの山小屋をイメージしたオフィスで、皆様のご連絡とご訪問をお待ちしております！