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ショルツ首相与党が勝利=ブランデンブルク州議選、極右AfDも伸長

【ベルリン 9月23日 時事】ドイツ東部ブランデンブルク州の州議会議員選挙が22日実施され、ショルツ首相率いる社会民主党(SPD)が勝利した。反移民を掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」も伸長し、僅差で第2党となった。

選管の暫定結果によると、社民党は3割超の得票率で、同州で東西統一以来続く第1党の座を死守した。同党のボイトケ州首相は「極端な勢力が権力に近づくのを阻止した」と喜びを語った。一方AfDも前回選挙から大きく票を伸ばし、SPDに1.7ポイント差まで迫った。

中道右派キリスト教民主同盟(CDU)は12%と振るわず、1月に旗揚げしたばかりの左派ポピュリスト新党BSWの後塵(こうじん)を拝した。与党の緑の党は得票が半分以下となり、議席獲得に必要な5%を割り込んだ。 

今月1日に東部テューリンゲン、ザクセン両州で行われた州議選と合わせて、来年9月の連邦議会選を占う重要選挙と位置付けられていた。いずれの選挙でも、難民の受け入れや、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの武器支援に反対するAfDと新党BSWが躍進した。

ただ一時は世論調査でAfDが3州全てで首位になる勢いを示していたが、実際に第1党を確保したのはテューリンゲン州のみ。他2州では2大政党のSPDとCDUが僅差で退けた。
 
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