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独政府、米の情報収集を暴露したスノーデン氏の亡命申請を却下
前提条件を満たしていないとして

米国家安全保障局(NSA)による情報収集の手口を暴露した同局元職員のエドワード・スノーデン氏が、ドイツに亡命を申請したものの、これが却下されたことが明らかになった。3日付のヴェルト紙が伝えた。

スノーデン氏はドイツを含む20カ国以上に亡命を申請。同氏の亡命申請に対し、連邦外務省および内務省は「亡命受け入れのための前提条件を満たしていない」ことを理由にこれを却下した。ドイツへの亡命申請はドイツ国内で行われなければならないとの規定があるが、スノーデン氏は米国政府発行の旅券が失効したためにモスクワ空港で足止めされている状態が続いている。米政府はスノーデン氏に対して国家反逆罪で捜査を行っており、同氏はポーランド政府に宛てた亡命申請の中で、「米国に戻れば終身刑、または死刑判決を受ける可能性がある」として、人道上の理由での亡命受け入れを求めていた。

亡命申請却下後、スノーデン氏はシュピーゲル誌のメールインタビューに答え、「NSAはドイツと一蓮托生の関係で、ドイツ側は一部始終を知っていた」とコメントしている。

 
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