時給3ユーロ以下の労働に罰金
ブランデンブルク州のピザ宅配サービスで
ブランデンブルク州のピザ宅配業者が、3ユーロ以下の時給で被雇用者を労働させていたことに対し、エバースヴァルデの労働裁判所は12日、「道徳に反する」として被雇用者への1万1000ユーロの追徴金支払いを命じた。
このピザ店は、時給1.59~2.72ユーロで労働者を雇っていたという。失業率の高い旧東独地域では、賃金協約を採用している企業は3社に1社のみで、しばしば極端な低賃金労働が実施されていることが問題となっている。このほか、メクレンブルク=フォアポンメルン州では、ホテルの部屋係の時給が26セントだったケースや、事務職の時給が1.37ユーロだった例などが報告されている。