CDUのロゴに三日月マーク
トルコ系候補者の市議会選キャンペーンで
ノルトライン=ヴェストファーレン州ノイスの市議会選挙に立候補したキリスト教民主同盟(CDU)のトルコ系ドイツ人候補者の、選挙キャンペーン用の党のロゴマークが物議を醸している。4月25日付のヴェルト紙が伝えた。
問題となっているのはトルコ系ドイツ人のヤサル・カリック氏が選挙キャンペーン用に作成したバッグに描かれたCDUのロゴで、「キリスト教」を意味する「C」の中にトルコ国旗を思わせる三日月マークが入っている。同氏は「三日月マークが入ってしまったのは印刷所のミス」と述べた上で、「自分がトルコ系だということを示したかっただけで、キリスト教を否定する気持ちはなかった」としている。