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Oliver Was­ser­mann
Mo. 23. Apr. 2018

独メッツラー幹部:投資家は物価上昇リスク軽視

【4月13日 時事】ドイツの有力プライベートバンク、メッツラーグループの資産管理部門メッツラー・アセットマネジメントのマテス最高投資責任者(CIO)は13日までに時事通信とのインタビューに応じ、投資家は物価上昇リスクを軽視していると警告した上で、資産の多様化を進めるなど、投資環境の悪化に備えるよう求めた。
主に先進国では、失業率低下など労働市場が逼迫(ひっぱく)する一方で、物価はそれほど上昇していない。マテス氏は、「多くのアナリストは、(インフレと失業率の相関関係を示した)フィリップス曲線が死んだと唱えているが、わたしはそうは思わない」と強調した。
マテス氏は「労働市場が一層引き締まれば、労組はより高い賃金要求に自信を持つようになる」と指摘。2018年後半にも、賃金上昇が相まって「予想を上回るインフレ高進が起き、市場に打撃をもたらす可能性がある」と警鐘を鳴らした。 また、「(08年の)金融危機以降、世界的な債務水準は減っていない」と懸念。米国でインフレが加速し、連邦準備制度理事会(FRB)が一層積極的な利上げに踏み切らざるを得なくなれば、中国を含めた企業の債務水準が高い新興国が金利上昇により打撃を受ける恐れがあるとの見方を示した。
マテス氏は「成長に関してはそれほど悲観的ではなく、なおも楽観している」と指摘。ただ、一部のリスク要因に対する懸念を示し、「(現段階で)投資家はあまりに人が良すぎ、こうしたリスクを過小評価している」と話した。
インフレ高進と金利上昇のリスクへの備えとしては、ポートフォリオをできる限り多様化することを推奨。「機関投資家のポートフォリオの多くは、期待されるほど多様化が進んでいない。投資に関しては依然、強いホームバイアス(自国志向)がある」などと分析した。
近年注目が高まる「環境・社会・企業統治(ESG)」に配慮する企業に投資を進めることも、ポートフォリオのショックに対する強さを高める一助になるとの見方を示した。
 
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