調査の責任者はこの結果を受けて、子どもたちがやる気や学習の喜びを失うリスクに配慮し、学校側は生徒と定期的に連絡を取り合うべきだと述べている。さらに、子どもたちは自宅にいる時間が増えたことから不健康・不規則な食事を取る傾向にあること、またコロナ禍の前に比べるとスポーツをしなくなっていることから、健康面でも不安があるという。
現在では、学校の授業などでもデジタルメディアを使用する機会が増加。子どもたちは2020年の初夏よりも、スマートフォンやタブレット、ゲーム機の使用に多くの時間を費やすようになっており、子どもたちのそうした生活の変化にも注視する必要がある。