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コロナ禍で3人に1人の子どもが心理的問題を抱えるドイツ - ステイホームによる子どもたちの生活の変化に注意が必要

ハンブルク・エッペンドルフ大学医療センター(UKE)の調査によると、ドイツでコロナ禍が始まって1年が過ぎた現在、およそ3人に1人の子どもが心理的な問題を抱えていることが明らかに。具体的には、5人中4人の子どもが、コロナ禍を非常にストレスの大きいものとして認識しており、10人中7人の子どもはコロナ禍によって生活の質が低下していると感じている。

調査の責任者はこの結果を受けて、子どもたちがやる気や学習の喜びを失うリスクに配慮し、学校側は生徒と定期的に連絡を取り合うべきだと述べている。さらに、子どもたちは自宅にいる時間が増えたことから不健康・不規則な食事を取る傾向にあること、またコロナ禍の前に比べるとスポーツをしなくなっていることから、健康面でも不安があるという。

現在では、学校の授業などでもデジタルメディアを使用する機会が増加。子どもたちは2020年の初夏よりも、スマートフォンやタブレット、ゲーム機の使用に多くの時間を費やすようになっており、子どもたちのそうした生活の変化にも注視する必要がある。
 
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