ドイツでは3月30日から、飛行機を利用する際は出発前にコロナ検査を受けることが義務付けられている。それを受けて、ドイツ人の約40%が飛行機を利用する旅行への意欲が低下していることが、Civey社の調査で分かった。
一方でほぼ同数の回答者は、コロナ検査の義務化にもかかわらず、以前と同様に飛行機を使用する意志があるという。また、約9%の人はこの義務化によりかえって飛行機旅行の魅力が増したと感じており、これは安全性が強化されたために安心して旅行できることが理由になっているとみられる。
ドイツではコロナ感染者が急増しているため、ホルスト・ゼーホーファー連邦内務大臣は市民にイースター休暇の旅行を控えるよう訴え、市民のほぼ半数が旅行計画を変更した。しかし、ドイツ人に人気のマヨルカ島では感染者が少ないため、連邦政府の警告があったにもかかわらず、イースター休暇で約4万人の旅行者が訪れたという。
20 Dez. 2024 1232号
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