メルケル首相が夏の休暇で不在にしている間に、連邦首相府は90組以上の双子たちに占拠された。8月18日(土)、今年で10周年を迎える「双子会合(Zwillingstreffen)」の会場にベルリンの首相府を選んだ主催者のクリスティアン・ベルゲルさん(36)は、「日曜だったら、休暇先から戻られたメルケル首相に出迎えてもらえるということだったのですが……」と、日程調整が最終段階でうまくいかなかったことを告白。とはいえ、彼の双子の兄弟アンドレアスと共に進めてきた「ドイツ中から双子を招待する」という壮大なプロジェクトが、老若男女90組以上の参加という成功を収めたことを喜んだ。参加者たちは皆、双子でお揃いの服を着て、特有の悩みを共有したり、一緒に歌ったりと、イベントを楽しんだという。
15 Nov. 2024 1230号
寒い季節を温かく彩る
ドイツのクリスマス飾り