ジャパンダイジェスト

電子タバコはタバコにあらず?

電子タバコの喫煙をめぐって、レストランがケルン市に訴えられた。行政裁判所の判決は、「電子タバコの煙は液体が気化した蒸気。よってノルトライン=ヴェストファーレン州では、レストラン内での電子タバコの喫煙を許可する」というもの。電子タバコに使用される液体にはニコチンを含むものもあり、ケルン市は副流煙による受動喫煙の危険性から、罰則適用も辞さないとの強硬な姿勢を示したが、電子タバコの蒸気からは、通常のタバコの副流煙に含まれる健康に有害な物資は発生しない。一方、「電子タバコの蒸気には有害物質が含まれる」と結論付けた調査もあり、連邦政府は2011年に電子タバコが連邦非喫煙者保護法の適用対象であるとの見解を表明している。このタバコ問題は今後、連邦行政裁判所で審査されることになりそうだ。

 
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