ヘッセン州の長閑かな町エップシュタインの国道455号線に新しく設置されたスピードカメラが、早速違反車をキャッチした。この区間の制限速度は50km/h。しかし、時速59キロのスピードオーバーでカメラに捉えられたのは車ではなく、なんとポニー!。「空から疾走するポニーが舞い降りたのでは? なんて憶測も飛び交ったが、そうではなかった。実際は、高速で走り去る車に機械が正しく反応したものの、ちょうどその際にカメラの前を横切ったポニーが写り込んでしまった」とは、エップシュタインの秩序局職員の話。しかしラッキーなことに、ポニーのおかげでこの車の運転手は15ユーロの罰金支払いを免れることができた。というのも、車のナンバープレート部分が、ポニーでまったく見えていなかったからだ。
15 Nov. 2024 1230号
寒い季節を温かく彩る
ドイツのクリスマス飾り