ダルムシュタットの中心部に佇む普通の民家で、ひっそりと行われていたのは大量の麻薬栽培。周辺住民からの通報により捜査が進められ、このたび警察の家宅捜査によって事実が発覚した。どうやら、容疑者である2人の密売人が麻薬栽培用にこの家を所有していたようだ。家の内部で見付かったのは、原価1万ユーロにもなる500鉢ものマリファナ植物。すでに商品として販売できる状態のものも3kg押収されたという。当局によると、家屋には換気・潅水設備が整っており、屋内は3フロア以上にわたって、すべて栽培や葉の乾燥、梱包、貯蔵庫としてマリファナ製造に使用されていたという。さらにはベルリンやシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州でも同様の事件が起きており、ベルリンの住居の所有者はすでに逮捕されたという。
15 Nov. 2024 1230号
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