発展途上国での労働問題などで、何かと批判にさらされるファストファッションチェーンのPrimarkやZara、H∓M。実は、テキスタイルの使用においては、環境にもっとも優しい企業であることが国際環境NGOグリーンピースのa調査で明らかに。一方、下位を占めるのは、ドルチェ&ガッバーナやエルメス、ナイキといった超有名ブランド。2011年以来、グリーンピースは洋服の素材に含まれる有害化学物質の排除に全力を注いでおり、20年までに、全世界の布製造業者の約15%に改善の義務を課すとしている。初出のファストファッションチェーンはこの問題にいち早く取り組み、有害化学物質の使用をすでに禁止。C&A(本社・デュッセルドルフ)やバーバリー、アディダスなども積極的に、環境に配慮した商品作りに励んでいるとのことだ。
1 Nov. 2024 1229号
ベルリンの壁崩壊35年
壁崩壊後のドイツで
見えない壁を見るために