第15回目となるデュッセルドルフの日本デーが、晴天に恵まれた5月21日に開催された。来場者は約75万人を数え、会場は様々なコスチュームに身を包んだ人であふれた。訪れた人は、伝統文化からポップカルチャーまで、日本文化の多様性をライン川沿いのプロムナードにずらりと並んだ約90のブースを通じて楽しみ、3カ所に設置された特設舞台では、日本の民謡や津軽三味線が鳴り響き、コスプレーヤーによるファッションショーやカラオケ大会などが行われた。ようやく日が暮れた23時からは日本の花火が打ち上がり、ライン川沿いの夜空を華やかに彩った。デュッセルドルフは、欧州ではロンドン、パリに次ぎ、3番目に日本人の多い都市。日本デーは、国内外から若者が押し寄せるイベントとして当地では有名になっている。
20 Dez. 2024 1232号
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