クリスマスのお菓子といえば、日本でも知られているシュトレン。しかし、市場調査会社ニールセンの昨年のデータによると、シュトレンはクリスマス菓子の中での人気は2番手で、1番に輝いたのは香辛料が効いたレープクーヘンだという。これは売り上げを基準に人気度を測ったもので、9月~12月までにレープクーヘンの売り上げが1.88億ユーロにも達した。ドイツにはこの時期、アイシングでコーティングしたシナモンクッキーやスペキュラティウスなどのクリスマス菓子もあるが、これらを合わせると1.73億ユーロの売り上げ。1人当たり年間約1.2キロのクリスマス菓子を消費していることになる。ちなみにエリーゼン・レープクーヘンのような高級で伝統的なレープクーヘンより、ディスカウントショップで購入する傾向があるという。
1 Nov. 2024 1229号
ベルリンの壁崩壊35年
壁崩壊後のドイツで
見えない壁を見るために