じゃがいも・マーケティング社(KMG)によると、じゃがいもにはほかの食物にはない優れた要素がたくさんあるという。まず、1kgの食物を育てるのに必要な水の量が、じゃがいもは135ℓ、トウモロコシは900ℓ、米は2500ℓとなっており、ほかと比べて少ない水量で育つ。そして、じゃがいもは残留農薬が少なく、アレルギーを持つ人や胃が弱い人にも最適だ。また、卵の代用としても使われている。ケーキを作る時に摩り下ろした生のじゃがいもを入れると、繋ぎの役割を果たしてくれるため、ベジタリアンやビーガン用のケーキの材料としても注目度が高い。スープに塩を入れすぎた時は、じゃがいもを2、3個入れると、スポンジのように塩気を吸収し、まろやかな風味になるという。
1 Nov. 2024 1229号
ベルリンの壁崩壊35年
壁崩壊後のドイツで
見えない壁を見るために