ドイツの公的健康保険の一つであるBarmerが発表したレポートによると、うつ病、不安障害、パニック発作などの精神障害を患う学生が増えていることが分かった。6人の学生のうち1人以上(17%)が精神障害を患っており、年齢が上がるとうつ病の割合が大幅に増加している。また、ドイツ全体でメンタルヘルス診断を受けた18~25歳の割合は、2005年から2016年の間に38%増加した。今日のドイツの若者のうち、4人に1人(26%)が精神障害を抱えていることになる。世界保健機関(WHO)はうつ病について、健康な生活を妨げる疾患として2020年には2位になると予測している。この原因として成果を上げることに対するプレッシャーに加え、経済的な心配や未来への不安が挙げられるという。
20 Dez. 2024 1232号
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