ニシンの料理 Heringsgerichte
カーニバルの終わり「灰の水曜日(Aschermittwoch)」から復活祭までの40日間(日曜を除く)は、Fastenzeitというキリスト教の断食期間。ぜいたくを慎み、肉類やアルコール、甘い物などの嗜好品を控えることとされています。昔と比べ、いまはそれほど厳格ではありませんが、それでもやはり「チョコレートを食べられないのがつらい」などとこぼすドイツ人もちらほら。
この時期、肉に代わるたんぱく源は魚介類。とりわけニシン(Hering)が安くてポピュラーで、酢漬けニシンをサラダ仕立てにした「へリングスシュマウス(Heringsschmaus)」は、この季節ならではの名物料理です。塩と酵素で醸成させたマティエス(Matjes)もおススメ。ただし、パックされたものはたいてい塩がきつすぎるので、新鮮なものを買うようにしましょう。
「ニシンのごちそう」という意味です。黒パンといっしょにどうぞ
材料(4人分) | |
酢漬けニシン(瓶詰め) |
1.5~2尾*
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りんご |
中1個
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じゃがいも |
中2個
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きゅうりのピクルス(Gewürzgurken) |
中4本
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白豆(Weiße Bohnen、缶詰め) |
大さじ山盛り5
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卵 |
2個
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マヨネーズ |
80g
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ヨーグルト |
150g
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塩・コショウ |
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パセリ |
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*1尾で100gくらい
作り方 | |
1. | 卵は固ゆでにし、スライスする。じゃがいもは、ゆでてから皮をむく。 |
2. | りんごは銀杏切り、ニシン、じゃがいも、ピクルスは食べやすい大きさに切る。 |
3. | すべての材料を大きなボールに入れてよく混ぜ、塩・コショウで味を調える。 |
4. | パセリを飾ってできあがり。 |
マティエスのディルクリームソース添え
Matjes in Dillrahmsoße
付け合わせには、ゆでたじゃがいもを。彩りを考え、さっと塩ゆでした
細切りにんじんとズッキーニを添えました
材料(2人分) | |
マティエス(Matjes) |
4尾*
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サワークリーム(Crème fraîche) |
100ml
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クリーム |
80ml
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ディル |
1枝
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りんご |
中1/2個
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玉ねぎ |
中1/2個
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レモン汁 |
1/2個
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白ワイン |
大さじ2
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塩・コショウ |
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*1尾はフィレ2枚分
作り方 | |
1. | マティエスはフィレを切り離す。 |
2. | りんごは小さめの銀杏切り、玉ねぎはみじん切りにする。 ディルははさみで葉先を切っておく。 |
3. | 残りの材料を混ぜ、2 を加えて塩・コショウで味を調える。 |
4. | マティエスと付け合わせを皿に盛り、ソースをかけてできあがり。 |