豆・Bohnen
一般的に豆は、一晩水に浸けた後、豆の重量の4~5倍の水で小さい豆なら30分~45分、大きい豆なら1時間半くらいコトコト煮ます。ふっくらと仕上げるために、塩などの調味は煮え上がってから。煮汁も捨てるのが惜しいほど美味しいスープになります。時間短縮には圧力鍋が便利。豆の重量の3倍程度の水を入れ、圧力がかかり始めてから3~5分+自然冷却で煮上がります。
写真の豆はスーパーで売っているものですが、トルコ系のお店に行くと種類が豊富でワクワク。ぜひ覗いてみてください。
子羊とインゲン豆の煮込み
子羊のローストが余ったときによく作ります。ホクホクとしたインゲンに思わずにっこり。
4人分 | |
子羊の肉(腿や肩など) | 800g |
白インゲン(大) Weisse Riesenbohnen |
200g |
玉ねぎ | 中2個(200g) |
にんじん | 1本 |
にんにく | 7片 |
マッシュルーム | 200g |
小麦粉 | 大さじ1 |
トマトピューレ | 500ml |
ケチャップ | 大さじ2 |
水 | 700ml |
塩・こしょう | 適量 |
1. | 白インゲンは一晩水に浸け、1時間半~2時間煮る。(圧力鍋なら6分) |
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2. | 厚手の鍋で塩・こしょうを振った角切りの子羊肉とみじん切りした玉ねぎ、にんじん、にんにくを炒める。 |
3. | 肉に焼き色が付いたら、小麦粉をまぶしてざっくりと炒め、水を加えて煮立ったら、弱火にして45分煮る。 |
4. | トマトピューレ、ケチャップ、薄切りにしたマッシュルームを加え、塩・こしょうをしてさらに30分煮る。 |
5. | 1. の白インゲンを加え、味が馴染むように5分程、静かに煮て出来上がり。 |
レンズ豆のスープ (linsensuppe)
* Tipp *
1. の段階で一晩置いた方が美味しい。なお、酢、砂糖、マギー(醤油に似た調味料)を食卓に並べ、自分好みの味にして食べるのがドイツ流(!?)。
4人分 | |
レンズ豆(Linsen) | 200g |
玉ねぎ | 中2個(200g) |
じゃがいも | 大2個(300g) |
にんじん | 1本 |
ベーコンビッツ | 80g |
コンソメ (顆粒またはキューブ) |
1/2個分 |
塩 | 小さじ1 |
水 | 500ml + 400ml |
ソーセージ(WienerwurstまたはBockwurst) | 4本 |
1. | レンズ豆は500mlの水に4時間以上浸けておく。 |
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2. | 野菜類はすべてさいの目切りにする。1. を水ごと鍋に入れ、ソーセージ以外のすべての材料と水400mlを加えて20分程、レンズ豆がやわらかくなるまで煮る。 |
3. | ソーセージを埋め込み、さらに10分煮る。 |
* Tipp *
1. の段階で一晩置いた方が美味しい。なお、酢、砂糖、マギー(醤油に似た調味料)を食卓に並べ、自分好みの味にして食べるのがドイツ流(!?)。
* 番外編 * レンズ豆のフムス
中東のディップです。野菜やパンに付けてどうぞ。(写真は「子羊とインゲン豆の煮込み」参照)
レンズ豆200gは一晩水に浸け、約1時間半やわらかくなるまで煮る。(圧力鍋なら4~5分)胡麻ペースト(Tahin)大さじ2、レモン汁大さじ2、塩小さじ1/2と一緒にミキサーにかけて出来上がり。 |
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