ヤマドリダケ・Steinpliz
ヤマドリダケやSteinpilz と聞いて馴染みがなくても、ポルチーニ(伊)、セープ茸(仏)と言えばピンと来る人もいるのでは。トリュフを別にすれば、きのこの王様、ヨーロッパの秋の味覚の横綱です。天然でしか採れないので、新鮮なものが出回るのは秋の一時期だけ。見付けたら即ゲットしないと、1年先まで待つ羽目になることもあります。風味や食感を保つため、水洗いは避け、濡らしたキッチンペーパーで泥を拭き取る程度に。包丁は使わずに手で割きましょう。
鴨胸肉のヤマドリダケと栗のソースがけ
きのこと栗。秋の黄金コンビを赤ワインのソースにしてみました。
鴨胸肉(1枚300g程度) | 2枚 |
ヤマドリダケ | 100g |
栗(皮なし・調理済のもの) | 100g |
オリーブ油 | 大さじ2 |
エシャロット | 2個 |
小麦粉 | 大さじ1 |
スープ(湯にチキンコンソメを 溶かしたもの) |
150ml |
赤ワイン | 100ml |
バルサミコ酢 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
塩・こしょう | 適量 |
1. | 熱湯に分量分のチキンコンソメを溶かし、スープを作っておく。 |
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2. | 小さめのフライパンにオリーブ油を引き、みじん切りにしたエシャロットを炒める。 |
3. | エシャロットがしんなりしてきたら、手で割いたヤマドリダケと栗を加える。 |
4. | ③に小麦粉を振りかけ、粉に火が通ったら熱いスープを少しずつ入れて伸ばす。どろっとしたルー状態になったらOK。 |
5. | 鴨肉はパッケージに入った状態で、もしくはラップをのせて肉叩きで叩いておく。 |
6. | 別のフライパンで鴨肉を焼く。まずは皮側から。皮に美味しそうな色が付いたらひっくり返し、火を落として5分程焼く。 |
7. | 鴨肉を取り出し、アルミホイルにくるんで冷めないようにしておく。 |
8. | 鴨肉から出た油をフライパンからのぞき、赤ワインとバルサミコ酢を注いで火に掛け、アルコール分を飛ばす。 |
9. | ④のルーを加えてよく馴染ませ、砂糖を加えて塩・こしょうで味を調える。 |
10. | 鴨を切り分け、⑨のソースをかける。 |
ヤマドリダケのリゾット
手軽にできるリゾット。いろいろなきのこを混ぜても美味くいただけます。
2人分 | |
ヤマドリダケ | 150g |
生米 | 150g |
エシャロット(玉ねぎ1/4でも可) | 1個 |
オリーブ油 | 大さじ2 |
白ワイン | 大さじ2 |
スープ(湯にチキンコンソメを溶かしたもの) | 500ml |
バター | 大さじ1 |
粉チーズ(パルメザン) | 大さじ3 |
パセリ | 適量 |
塩・こしょう | お好みで |
1. | スープを作り、冷めないように弱火に掛けておく。 |
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2. | 厚手の鍋にオリーブ油を引き、みじん切りしたエシャロットを炒める。 |
3. | エシャロットに火が通ったら生米を加え、半透明になるまで炒める。 |
4. | ぐつぐつ音がし始めたら火を弱め、米がスープを吸ったら少しずつスープを足し、木べらで混ぜる作業を繰り返す。 |
5. | ③の段階から20分弱。茹で上がったら火を止め、バターと粉チーズを加えて混ぜ合わせ、上にパセリを散らす。 |
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