あばら骨肉(スペアリブ)Schälrippen
豚の腹部に近いあばら骨を薄く帯状に切り取ったもので、グリル用に味付けしたものは、英語名「スペアリブ」として売られています。日本でスペアリブと言うと、前足寄りの「Dicker Rippen」を使った豪快な料理というイメージがありますが、Schärlrippenはもっと小ぶりで、骨を手でつまみ、骨の周りの適度に脂の乗ったやわらかい肉をこそげ落とすように食べます。夏の風物詩バーベキューを含め、Schälrippenを使ったスタミナ料理を紹介します。
バーベキュー
韓国人の友人に教えてもらった味付け方法です。
皆でモリモリ食べ、お皿の上に残った骨が積み上げられること間違いなし。
(4人分) | |
あばら骨肉 |
800g
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しょうゆ | 大さじ5 |
にんにく | 3片 |
しょうが | 親指先大 |
コチュジャン※ | 大さじ1強 |
※小さなお子さんがいらっしゃる場合は、コチュジャンなしでどうぞ。 |
*味が染み込むように、前日からあばら肉をたれに漬け込んでおくことをお勧めします。 | |
1. | あばら骨肉は、骨が中心に来るよう1本ずつ切り分けてタッパーに入れる。 |
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2. | 1.にしょうゆ、すりおろしたにんにくとしょうが、コチュジャンを加えてよく揉み込み、冷蔵庫で寝かせる。 |
3. | グリルで焼いて出来上がり。 |
あばら骨肉のパイナップルとトマト煮
パイナップルの酸味と甘み、タイムの香りが、食欲をそそります。
(4人分) | |
あばら骨肉 |
600g
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パイナップルジュース |
200ml
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水 |
100ml
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トマトピューレ |
大さじ5
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タイム |
大さじ1
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塩・こしょう |
適量
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1. | あばら骨肉は、骨が中心に来るよう1本ずつ切り分ける。 |
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2. | 鍋に1.の肉とパイナップルジュース、水を入れて火にかける。煮立ったら、あくを取って中弱火にし、落とし蓋をして煮る。途中、数回鍋をゆらして汁が全体に行き渡るようにする。 |
3. | 30~45分程煮て、水分がなくなってきたらトマトピューレとタイムを加えて絡め、塩・こしょうで味を調える。 |
あばら骨肉とにんにくの和風煮込み
にんにくたっぷりで、スタミナアップ!
ゆで卵や糸こんにゃくなどを加えても美味しくいただけます。
(4人分) | |
あばら骨肉 |
600g
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にんにく |
1株
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玉ねぎ |
中1個
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唐辛子 |
小口切り3~5片
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だし汁 |
400ml
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しょうゆ |
大さじ5
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酒 |
大さじ3
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みりん |
大さじ2
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砂糖 |
大さじ2
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酢 |
大さじ1
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1. | あばら骨肉は、骨が中心に来るよう1本ずつ切り分ける。にんにくは房を分け、皮を剥いておく。玉ねぎは千切りにする。 |
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2. | フライパンで1.のあばら骨肉の表面を中弱火で焼く(油は引かない)。その際、肉から出てきた脂分をキッチンペーパーでこまめに拭き取る。 |
3. | 2.を鍋に移し、だし汁とすべての調味料を入れて火にかける。途中であくを取って、煮立ったら火を弱火にし、落とし蓋をして30分煮る。 |
4. | にんにくと玉ねぎと唐辛子を加え、さらに30分程煮る。 |
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