「ごめんなさい」の気持ちがしっかり伝わるドイツ語
たった一言謝るだけで、友情を救えることってありますよね。ドイツ語では、どのように謝るのが良いのでしょうか? 今回はシーン別の謝り方をご紹介します。
一番多く使われている表現は、おそらく「Entschuldigung」( すみません、ごめんなさい)でしょう。話し言葉では「Tschuldigung」もよく使われますが、ビジネスシーンでは使わないのが得策です。また、英語の「Sorry」もカジュアルな謝り方として、どんどん使われるようになってきました。
謝る時だけではなく、声をかける時や質問をする時も「Entschuldigung」が使われます。この場合、代わりに「Verzeihung」(すみません)と言ってもOK。また「Bi tteentschuldigen Sie mich」(失礼します)は、ミーティングを抜ける時など、ビジネスでよく使う丁寧な言い方です。
ただ謝るだけではなく、自分の行いを悔やんでいることを伝える言い方もあります。そんなときは、「Es tut mir leid」(ごめんなさい)やカジュアルな「Tut mir leid」と表現しましょう。許しを請う場合は、「Ich bitteum Verzeihung」や「Bitte verzeih mir」(どちらも、許してください)などの言い方があり、いずれもフォーマルな場面で使えます。本当に悪いことをしてしまったなぁ……と思った時に使ってみましょう。
逆に謝られた時には、「Kein Problem」(問題ないよ)や「Mach dir keine Sorgen」(心配しないで)と返しましょう。「Ich nehmeIhre Entschuldigung an」(あなたの謝罪を受け入れます)とすると、より丁寧な言い方になりますよ。
「ごめんなさい&すみません」のさまざまな表現
- Entschuldigung, dass ich gelogen habe.
(嘘をついてごめんなさい) - Entschuldigung, ist der Platz noch frei?
(すみません、こちらの席は空いていますか?) - Verzeihung, darf ich Sie etwas fragen?
(すみません、質問させていただいてもよろしいですか?) - Es tut mir leid, dass ich unser Treffenvergessen habe.
(打ち合わせを失念してしまい、申し訳ありません) - Bitte entschuldigen Sie mich, ich muss kurz telefonieren.
(電話をしなければなりませんので、失礼いたします) - Ich habe einen Fehler gemacht. Bitte verzeih mir!
(間違えました。お許しください) - Sorry, ich muss los!
(ごめん、行かなきゃ!)