第3章 バスルームでお花見を
ドイツに住んでいる日本人にとって、春は桜が恋しくてたまらない季節ですよね。コロナの影響で日本になかなか帰れない今、代わりに桜一色のドイツコスメはいかがでしょうか? バスルームで春をいっぱい感じてみましょう!
ドイツでも人気のSAKURAシリーズから
リチュアルズの桜ハンドソープ
The Ritual of Sakura Hand Wash
ピンクで透明のお豆腐……? と言いたくなってしまうような、お豆腐一丁サイズのかわいらしいハンドソープ。真ん中にはなんと、漢字で「桜」の1文字が!
ドイツでお買い物中に日本語を見つけると、ふとうれしくなってしまう経験はありませんか? オランダ生まれの「リチュアルズ」は、禅やアーユルヴェーダの思想をコンセプトとした、人気コスメブランド。特にこのSAKURAのシリーズはドイツでも大人気だそうです。ライスミルクを配合し、手を乾燥させないように工夫されていて、同じく桜のハンドバームとの併用もおすすめです。日本未発売なので、お土産候補にもぜひ。
ライスオイルの潤いと懐かしい桜の香り
クナイプのバスエッセンス お気に入りの時間
Bade-Essenz Lieblingszeit
実は私はドイツのクナイプ社の「公式VIPブロガー」として、定番から新作まで数あるクナイプの商品をいろいろお試しして、記事にする活動をしているのです。クナイプといえば「バスソルト」のイメージがありますが、本場ドイツには、エッセンスやオイルの液状タイプがあります。香りが心を癒すのみならず、全身を潤わす成分が入っているバスエッセンスは、ドイツにお住まいなら、ぜひ試していただきたいシリーズです!
「お気に入りの時間」には、桜の香りのエッセンスに、米ぬかが原料とされる「ライスオイル」が配合されています。ほのかに感じる桜をイメージした香りは、懐かしい日本の春を連想させてくれます。
ヘアメイクさんお墨付きのヘアパック
スイスオパールの春のヘアケアクッション 桜
Frühlings Haarkurkissen Kirschblüte
1回使い切りサイズのちょっとレトロなパウチに入ったヘアマスクには、「ヘアケアクッション」というかわいい名前がついています。実はこれ、プロのヘアメイクさんからおすすめとしてプレゼントでいただいて以来、何度もリピしているお気に入り。ドイツの硬水や乾燥で傷みがちな髪もしっとりと、まとまりやすい髪に仕上げてくれます。
この桜はノーマルヘア向け。そのほかにも髪質別にアルガンオイル、馬油、蜂蜜、オレンジの花など、どれもカラフルで数え切れないほどの種類が揃っています。使い方はシャンプーの後、このヘアマスクで2分間パックして洗い流すだけ。ドイツのドラッグストアで気軽に買える50セントの幸せを、ぜひ試してみてください。
日本の心をくすぐる
パッケージにキュン!
ドレスドナーエッセンスのバスケア 日本の桜
Pflegebad Japanische Kirschblüte
これ以上、お風呂でのお花見気分を味わえる入浴剤がありましょうか……! 桜に囲まれた見事な富士山の絵は、まるで銭湯の壁画を見ているかのようです。ドレスドナーエッセンスは、名前の通りドレスデン生まれのバスケアブランド。クナイプの入浴剤は、王道の健康ブランドですが、この会社のすてきなところは、ちょっとしたユーモアとアイデアが詰まっていること。
日本のお花見風呂以外にも、パリ旅行気分を味わえるバスソルト、星座別のアイテムなど、毎日のバスタイムが楽しくなるラインナップに溢れています。パッケージに小さな穴が開いていて、そこから香りをお試しできるのもポイントです。