ジャパンダイジェスト

一度は訪れたい動物園ガイド付き歴史からひも解くドイツの動物園

82%の人が「動物園が好き!」というドイツでは、各地の動物園がそれぞれ工夫をこらしながら人々を惹きつけ、何より動物たちの幸せのために教育と研究、そして自然保護に力を注いでいる。しかし、そこに至るまでには暗い過去の存在も。本特集では、そんなドイツの動物園の歴史をひも解きつつ、新しいコンセプトのもと発展してきた選りすぐりの動物園をピックアップ。背景や理念を知ることで、かわいい動物たちに癒されるだけじゃない、もう一歩先の動物園の楽しみ方が見つかるはず。(文:ドイツニュースダイジェスト編集部)

動物園が「動物たちのための場所」になるまで

参考:Verband der Zoologischen Gärten e.V. ホームページ、GRÜNE JUGEND Hamburg「Aufarbeitung der Kolonialen Vergangenheit von Hagenbecks Tierpark jetzt!」、Tagesspiegel Online「Ein Rückblick auf 175 Jahre Berliner Zoo」(2019年8月1日)、スイス公共放送協会「生き物としての動物に、もっと真剣に向き合う」(2021年8月2日)

1. 富と権力の象徴から始まった動物飼育

野生動物の飼育が始まったのは、およそ5000年前の古代エジプト。一部の動物が神として崇拝されていた一方で、戦利品としてキリンやゾウなどが飼われていたという。また古代中国では「知識の園」と呼ばれる場所で、トラやバク、ウワバミなどの珍しい動物たちを飼育。古代ローマ時代の闘技場「コロッセオ」ではライオンやハイエナなどが戦闘に駆り出され、紀元80年にはそこで5000頭もの動物が殺されたとの記録がある。その後も野生動物の飼育は、王族や貴族の特権階級が富と権力を象徴するものとして続いていった。

動物園の前身として知られるのが、1664年にヴェルサイユ宮殿に造られた「Menagerie」(メナジェリー)だ。メナジェリーとは動物をコレクションして見世物にする施設で、ヴェルサイユ宮殿では放射状に七つの囲いが設置されていた。1752年には、ウィーンにも同じくメナジェリーとしてシェーンブルン動物園が誕生。もともとは皇帝フランツ1世が科学的好奇心と家族の娯楽のために造ったものだったが、1779年には市民も無料で入場できるようになった。なお、シェーンブルン動物園は現存する世界最古の動物園として知られており、今も運営されている。

設立当初に描かれたヴェルサイユ宮殿のメナジェリー設立当初に描かれたヴェルサイユ宮殿のメナジェリー

1910年頃に描かれたシェーンブルン動物園。奥のパビリオンは1759年にフランツ1世が朝食用に建てたもので、現在もレストランとして営業中1910年頃に描かれたシェーンブルン動物園。奥のパビリオンは1759年にフランツ1世が朝食用に建てたもので、現在もレストランとして営業中

2. 近代動物園「Zoo」の誕生

今日の動物園を意味する言葉「Zoo」が誕生したのは、19世紀に入ってからだった。1828年に開園したロンドン動物園(London Zoological Gardens)に由来し、同動物園は純粋に動物学研究のために造られた世界初の動物園として知られている。

一方、ドイツではフリードリヒ・ヴィルヘルム3世がエキゾチックな動物をコレクションし、19世紀初頭にメナジェリーを造っていた。その後、息子のヴィルヘルム4世が王位につくと、1844年に一般にも公開することを決定。こうしてドイツで最初の動物園であるベルリン動物園が誕生したのだった。19世紀後半には、音楽パビリオンやレストランが造られ、社交の場としてもにぎわったという。

動物園(Zoo)は科学機関としての役割も果たすようになり、「生きた博物館」と認識されていた。できる限り多様な生物を展示することが求められたため、結果として動物の種類や飼育数を増やすことになり、檻はますます小さく、積み重ねられることさえあったという。そして19世紀が終わる頃には、ドイツには20以上の動物園や水族館が存在していた。

ベルリン動物園Zoologischer Garten Berlin

首都ベルリンの中心部にある33ヘクタールの敷地で、1200種の動物を飼育するドイツ最古の動物園。二頭のゾウが彫られた門は1900年頃に立てられ、今も多くの来園者を迎えている。2006年に同動物園で生まれたホッキョクグマのクヌートは一躍人気者となった。また2023年5月現在、ドイツで唯一パンダを飼育する動物園である。
Hardenbergplatz 8, 10787 Berlin
www.zoo-berlin.de

1910年頃に描かれたシェーンブルン動物園。奥のパビリオンは1759年にフランツ1世が朝食用に建てたもので、現在もレストランとして営業中1910年頃に描かれたシェーンブルン動物園。奥のパビリオンは1759年にフランツ1世が朝食用に建てたもので、現在もレストランとして営業中

3. 新しい展示方法を生み出したドイツの動物園

動物園史に名を刻んだ施設の一つに、ハンブルクのハーゲンベック動物園がある。1848年に珍しい動物を販売するビジネスを始めたハーゲンベック家は、その後動物展示やサーカスで成功し、1907年に動物園を開園した。この動物園を一躍有名にしたのは、1896年に2代目経営者のカール・ハーゲンベックが特許を取得した「ハーゲンベック式」と呼ばれる展示方法だ。鉄格子をなくし、堀によって人間と動物を隔てているため、無柵式ともいわれる。

カール・ハーゲンベック(1844-1913)カール・ハーゲンベック(1844-1913)

さらに魅力的なのは、まるで同じ空間にさまざまな種類の動物が自由に歩き回っているように見えるパノラマが楽しめる点だ(実際は堀などによって隔てられている)。ハーゲンベック式は、のちに世界中の動物園のお手本となった。

アフリカ・パノラマでは、ダチョウやシマウマを展示し、広大なサバンナのような風景を造ったアフリカ・パノラマでは、ダチョウやシマウマを展示し、広大なサバンナのような風景を造った

そんなハーゲンベックだが、1875年から「Völkerschau」(民族ショー)と呼ばれる、人間展示を行ったことでも知られている。ラップランドから連れてこられたサーミ人をはじめ、イヌイット族やマサイ族など、さまざまな民族を囲いの中で生活させ、大衆の目にさらしたのである。民族ショーは成功を収め、1931年まで続いた。しかし、今日までハーゲンベック動物園は被害を受けた民族へ謝罪をしたり、公式な見解を発表したりしていないため、問題視する声もある。

また、1911年にミュンヘンに開園したヘラブルン動物園も、1928年に新しい展示方法を生み出している。北極、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーストラリアと、大陸ごとに動物を展示する「Geozoo」を世界に先駆けて取り入れたのだ。さらにヘラブルン動物園はイザール川の自然保護地区につくられており、人工的な岩場などではなく、自然景観を活かした飼育を実践。現在では世界各地に同じコンセプトの動物園が存在し、日本では東京都の多摩動物公園がそれに当たる。

ハーゲンベック動物園Tierpark Hagenbeck

見どころの多いハーゲンベック動物園でとりわけおすすめは、北極と南極をテーマにした「Eismeer」エリア。ホッキョクグマやペンギンをはじめ、ドイツで唯一のセイウチの飼育も。昨年末に生まれたホッキョクグマのヴィクトリア(写真)の一般公開が待ち望まれている(4月時点で公開時期未定)。
Lokstedter Grenzstr. 2, 22527 Hamburg
www.hagenbeck.de

ヘラブルン動物園Münchner Tierpark Hellabrunn

約40ヘクタールという広大な土地に大陸ごとのエリアがあるヘラブルン動物園は、まるで世界一周旅行をしているような雰囲気を味わえるのが最大の魅力。特に子どもたちにライオンの吠え声、ゾウの強烈な臭い……など、五感全てで動物を感じてもらうことをヴィジョンに掲げている。
Tierparkstr. 30, 81543 München
www.hellabrunn.de

4. ナチス・ドイツの犠牲となった動物たち

1933年にアドルフ・ヒトラーが首相に任命されると、社会のありとあらゆる分野に政治が介入するようになり、首都にあるベルリン動物園もその例外ではなかった。政権樹立1年前には、国家社会主義者であるルッツ・ヘックが園長に就任。さらにナチスの人種政策により、ユダヤ人の株主を排除し、来園も禁止した。動物園の監査役員だったユダヤ人2名も追放され、のちに強制収容所で殺害されている。

また、園長のヘックはヒトラーの右腕ともいわれた軍人ヘルマン・ゲーリングに、ペットとしてライオンの子どもを貸し出している。その後もゲーリングの保護のもと、戦時中も運営を続けた。また1936年のベルリン五輪のために2000平方メートルのライオン展示場を新設し、200万人以上の来園者を記録。このように、ベルリン動物園はプロパガンダにも利用されたのだった。

ライオンの子どもとゲーリング夫妻。成長して扱いが難しくなってからは、動物園に戻されたライオンの子どもとゲーリング夫妻。成長して扱いが難しくなってからは、動物園に戻された

1938年、第二次世界大戦が勃発すると、来園者と従業員のための防空壕が用意され、新設されたヤギ岩にも150人が収容可能なスペースが造られた(気密性の問題のため実際には使われていない)。また爆撃に備え、万が一動物が逃走した場合に捕獲もしくは殺害する計画が立てられていた。1940年以降は徴兵により従業員が不足したため、ポーランドやフランス、そしてソ連の捕虜や民間人が動物園で強制労働させられたという。

そして1943年11月23日夜、連合軍による爆撃を受け、ベルリン動物園は火の海と化した。一夜の攻撃で3割もの動物が犠牲になったという。その後1944年夏に再開されたものの、終戦を目前に控えた1945年4月22日、ついに戦線となったベルリン動物園では塹壕 (ざんごう)が掘られ、動物たちも激しい戦闘に巻き込まれた。

爆撃で破壊されたベルリン動物園の園舎。解放後、いたるところに動物の死体があったという爆撃で破壊されたベルリン動物園の園舎。解放後、いたるところに動物の死体があったという

5月2日に動物園は解放されたが、かつて4000頭いた動物のうち、戦争を生き延びたのはわずか90頭のみ。第二次世界大戦中、ドイツ各地の動物園も爆撃に遭い、逃げ出して射殺されたり、食糧難で餓死したりするなど、数えきれないほどの動物たちが犠牲となったのだった。

戦争を生き延びたベルリン動物園のカバのクナウチュケは、復興のシンボルとなった(1947年撮影)戦争を生き延びたベルリン動物園のカバのクナウチュケは、復興のシンボルとなった(1947年撮影)

5. 現代の動物園が目指すもの

今日、ドイツには大小合わせて800もの動物園がある。第二次世界大戦までの動物園と大きく違うのは、「動物たちのための場所」へと生まれ変わった点だろう。そんな現代動物園の基礎を築いたのが、動物園生物学を創設したスイス人の動物学者ハイニ・ヘディガーだ。ヘディガーはスイスの動物園数カ所で園長を務めた人物で、第二次世界大戦後、野生で共生関係にある動植物を同じ囲いの中で自然に近い形で見せる、いわゆる「生態展示」を世界で初めて行った。動物のニーズを第一に考えたヘディガーの理念に基づき、今日におけるドイツの動物園の多くはレクリエーション、教育、研究、自然保護の四つの柱の上に成り立っている。

動物園ではすでに自然界で絶滅してしまった動物を飼育していることも少なくない。人工繁殖や研究成果は、野生の動物の保護にも有効とされ、動物園で育った動物を自然保護地区に放つことも。主にドイツ語圏の動物園から成る動物園協会(Verband der Zoologischen Gärten e.V.)では、動物園にいる約5分の1の種が絶滅の危機にあり、すでに自然界で絶滅したおよそ50種が飼育されているという。

シュトゥットガルトのヴィルヘルマ動物園では、絶滅危惧種に指定されているボノボを、ドイツで最多である22頭飼育するシュトゥットガルトのヴィルヘルマ動物園では、絶滅危惧種に指定されているボノボを、ドイツで最多である22頭飼育する

さらに現代の動物園では、動物に可能な限り最高の生活をさせることが求められる。身体的および心理的に幸福度が高い動物は、一般的に長生きできる傾向にある。動物の生息地に基づいた自然に近い飼育環境をはじめ、他種との共存、生態に合わせたエサの隠し場所、おもちゃなど、動物たちの幸せのためにさまざまな工夫がこらされている。

また、来園者が生態系や生物多様性について学べる場所として、それぞれの動物園がより魅力的な展示方法を生み出し、さまざまな教育プログラムを実施してきた。近年では、気候変動や環境保護について学ぶのにも動物園は最適な場所であると認識されている。そんな進化を続ける動物園を訪れることは、動物たちだけでなく、自分たちの未来を考えることにもつながるのではないだろうか。次ページではドイツにあるユニークな動物園をご紹介。気になった動物園が見つかったら、ぜひ訪れてみてほしい。

ハーゲンベック動物園のZooschule(動物学校)の様子ハーゲンベック動物園のZooschule(動物学校)の様子

ドイツのユニークな動物園6選

ドイツの動物園はそれぞれ理念やミッションを掲げ、どのように来園者にアプローチするのか、動物たちにとってどんな環境が望ましいかなどを常に考えながら、ユニークなアイデアを実践しているところがいっぱい。そんな数あるドイツの動物園のなかから、一度は訪れてみたい場所をその見どころや人気者と共にご紹介する。

ケルン
1. ケルン動物園Kölner Zoo

1860年に創立されたドイツで3番目に古い動物園。「Begeistert für Tiere」(動物に夢中)をモットーに掲げ、定期的に改築や増築をしながら、動物たちをより身近に感じられる展示方法を追及している。その飼育数はドイツ最大級で、カバたちの楽園ヒッポドーム、独自の生態系を学べるマダガスカルハウス、9種の霊長類が暮らす原始林ハウスなど、ユニークな動物たちが来園者を迎えてくれる。

総飼育数:約1万(約850種)
Riehler Straße 173, 50735 Köln
www.koelnerzoo.de

アルプス以北最大のエレファントパーク

2004年にオープンしたエレファントパークは、アルプス以北で最大規模を誇り、現在10頭のアフリカゾウたちが暮らしている。かつては2~5頭の小グループでの飼育が一般的だったが、2万平方メートルという広大なスペースのおかげで、集団での飼育が実現した。最年少は2020年に動物園で生まれたLeev Marie。

シュトゥットガルト
2. ヴィルヘルマDie Wilhelma

ドイツ唯一の動植物園であるヴィルヘルマは、もともと19世紀にヴュルテンベルク王ヴィルヘルム1世の命によって建てられた保養施設。王の死後は植物園として運営され、1952年に動物飼育が始まった。現在は温室や水族館をはじめ、アフリカ、アマゾン、霊長類などのエリアに分かれている。広大な園内はビオトープとしても機能しており、野鳥だけでも90種以上が生息。ムーア式庭園にある世界最大級の蓮池は夏にぜひ訪れたい。

総飼育数:約1万1000(約1200種)
Wilhelma 13, 70376 Stuttgart
www.wilhelma.de

2022年生まれの五つ子チーター

ヴィルヘルマで初めてチーターの繁殖に成功し、2022年6月に雄3頭、雌2頭の五つ子が誕生した。絶滅危惧種に分類されているチーターは、世界に約7500頭しかおらず、ライオンやヒョウよりも希少。また、ヴィルヘルマではナミビアでの個体保護にも取り組んでいる。そろそろ1歳になる五つ子の成長の様子は、時折ウェブサイトにもアップされるので要チェック!

ハノーファー
3. ハノーファー体験動物園Erlebnis-Zoo Hannover

1865年創立のハノーファー動物園が再開発される形で、1996年にオープンしたハノーファー体験動物園。アフリカのザンベジ川、霊長類が住むアフィマウンテン、カナダのユーコン・ベイ、インドのジャングル宮殿など、テーマごとにエリアが分かれているのが特徴だ。来園者の好奇心をくすぐりインスピレーションを与えることで、動物について新たな発見をもたらすことを使命としている。

総飼育数:約2000(約182種)
Adenauerallee 1, 30175 Hannover
www.zoo-hannover.de

夏季限定のザンベジボートツアー

ザンベジエリアを流れる川をぐるりと一周するボートツアーは、ハノーファー体験動物園の人気アトラクションの一つ。フラミンゴの群れのすぐそばを通り過ぎたり、浅瀬に水を飲みに来たキリンやレイヨウを眺めたり、動物たちを間近で観察することができる。3月下旬から10月下旬までの期間限定で、所要時間は約12分。

ライプツィヒ
4. ライプツィヒ動物園Zoo Leipzig

ライプツィヒ動物園は、1878年にレストランを拡張する形で開園。現在は、開園当初の建物からなるグルンダーガルテン、熱帯雨林のゴンドワナランド、霊長類が暮らすポンゴランド、アフリカ、南米、アジアの六つのエリアに分かれている。2000年以降、できるだけ自然に近い体験型の動物園を目指してきた。英国の動物専門家によるランキングで、ドイツで最も優れた動物園に選出されるなど、多数の賞を受賞している。

総飼育数:約6600(約800種)
Pfaffendorfer Str. 29, 04105 Leipzig
www.zoo-leipzig.de

巨大温室のゴンドワナランドを探検

サッカーコート二つ分以上の広さがある温室に、アフリカ、アジア、南米の熱帯雨林が再現されたゴンドワナランド。曲がりくねった小道やつり橋の上を歩いたり、ボートに乗船したりしながら、いろいろな動物を探してみよう。木にぶら下がったナマケモノやひなたぼっこをするコモドオオトカゲが見つかるかも!

ロストック
5. ロストック動物園Zoologischer Garten Rostock

1899年に開園したロストック動物園はバルト海沿岸で最大規模の動物園で、欧州最高の動物園に2年連続選出された(年間来園者100万人未満の部門)。霊長類たちが住み、生物の進化の過程を知ることができるダーウィネウム、ホッキョクグマやペンギンが暮らし、南極や北極について学べるポラリウムが特に人気。また園内ではクラシックコンサートやアートイベントが開催されるなど、文化プログラムも充実している。

総飼育数:約4500(約450種)
Barnstorfer Ring 1, 18059 Rostock
www.zoo-rostock.de

ポラリウムでのびのび暮らすホッキョクグマ

2018年にオープンしたポラリウムには、ツンドラ風景を再現した3600平方メートルの広大なホッキョクグマエリアが広がっている。現在3頭のホッキョクグマたちが飼育されており、思いっきり泳いだり遊んだりしている姿が見られる。屋内スペースでは、絶滅危惧種であるホッキョクグマについて、展示物に触れながら学ぶことができる。

ヴァルスローデ
6. ヴェルトフォーゲルパークWeltvogelpark Walsrode

ニーダーザクセン州ヴァルスローデ近郊にあるヴェルトフォーゲルパークは、世界最大級の鳥類専門の動物園。世界で最も小さい鳥、世界で最も速い鳥……など、全ての大陸から集まったありとあらゆる種類の鳥たちに出会うことができる。お気に入りの鳥が見つかったら、エサやり体験などができるミート&グリートを利用して(入場料とは別料金)、もっと間近で観察してみよう。

総飼育数:約4000(約600種)
Am Vogelpark, 29699 Walsrode
www.weltvogelpark.de

世界中の空をかけめぐる飛行ショー

1日2回開催される飛行ショーでは、羽を大きく広げた鳥たちが大空を飛ぶ姿を観ることができる。各回30分でテーマは「世界一周」。ハクトウワシのレディとは北米でサーモンフィッシングを、コンドルのカルロスとは一緒に南米のアンデス山脈を越え、ヘビクイワシのブーツとはアフリカのサバンナでヘビ狩りをしに出かけよう。

 
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