フランクフルトと
横浜市による
植林プロジェクトが開催
Text & Photo:Frankfurt-Yokohama Citizens Network(構成:編集部)
ドイツ・日本の架け橋を担う本イベントには、さまざまなサポーターが参加しました
2011年にパートナー都市提携を結んでから、さまざまなイベントを共同で開催している横浜市とフランクフルト。今回、その一環となる植林プロジェクトが、フランクフルト・よこはま市民ネットワーク(Frankfurt-Yokohama Citizens Network)の主催により、11月24日に行なわれました。
同プロジェクトの始まりは、2009年にさかのぼります。ブリヂストンとブラザーインターナショナルの協力のもと、フランクフルトの果樹園に15本のリンゴの木を植える活動からスタート。2013年には横浜市に拠点を置く企業やドイツに支店のある企業が中心となり、さらに16本のリンゴの木を植林し、31本もの若いリンゴの木が果樹園に広がりました。今年は、フランクフルト地域の企業(ブラザーインターナショナル、ブリヂストン、日本食レストランIWASE、フランクフルト日独協会、フランクフルト・よこはま市民ネットワーク)が参加し、19本もの苗木を新たに寄付して、現在ではその数50本にも上ります。多くの木が広がる果樹園の姿はまるで「日本の草原」のようで、まさに両都市の良好な関係性が証明されているようです。
プロジェクト当日はあいにくの天候にもかからず、多くの関係者が集まり、アルプホルンの演奏やフランクフルトの地酒であるリンゴ酒などを楽しみました。今はまだ若いリンゴの木々がいつか立派に成長する姿を想像すると、今後の活動への期待が高まります。
イベントでは、アルプホルン・トリオによる演奏も行なわれました
左)フランクフルト名物、アプフェルヴァインも提供されました
右)数年後、美味しいリンゴが収穫できることを願って
書道で書かれた今回の植林プロジェクトのポスター
今回のプロジェクトや横浜市とフランクフルトの将来についてなど、
意見交換をする参加者達