ジャパンダイジェスト

Hideawayバーテンダー長澤優斗の クラシックカクテルな一杯

デュッセルドルフの静かな通りにたたずむ、カクテルバー「Hideaway」。バーテンダーの長澤優斗が、クラシックカクテルの数々をスタンダードナンバーのように一杯ずつ丁寧に語ります。今宵も至極の一杯をどうぞ。(取材・文:ドイツニュースダイジェスト編集部)

長澤優斗

長澤優斗

Hideawayのバーテンダー。日本のカクテルコンペティションで2度の優勝を経験し、2023年にはドイツのWORLD CLASS Bartender of the Yearのファイナリストに選ばれた。クラシックから日本のお酒を取り入れた創作まで、その確かな技術と日本のスピリットで人々を魅了している。
https://bar-hideaway.de
No.02

カクテルの女王マンハッタンManhattan

材料: ウイスキー、スイートベルモット、アロマティックビターズ、カクテルチェリー
アルコール度数: ★★★
スタイル: ステア

カクテルの女王 - マンハッタン

前回は「カクテルの王様」ことマティーニをご紹介しましたが、今回は「カクテルの女王」であるマンハッタン。世界的にとても人気で、トップ3に数えられるほど有名なカクテルです。クラシックな材料はライウイスキー、赤い色の付いたスイートベルモット、苦味の効いたアロマティックビターズを少し振りかけて、ステアで作ります。最後にカクテルチェリーを差し込んで完成。強いカクテルですが、甘味があります。特にウイスキー好きの方に人気のある印象ですね。

ちなみに、日本ではバーボンウイスキーやカナディアンウイスキーを使うのが主流。ライ麦から造られるライウイスキーはいかにも「麦麦しい」感じですが、トウモロコシから造られるバーボンはちょっと甘めです。

Hideawayでは日本風にバーボンを使っているのですが、カクテル好きの方にはバーボンかライのどちらがいいかをお聞きして、臨機応変に対応しています。ほかにもウイスキーの代わりにラムで作るラムマンハッタンなどもあるので、いろいろとアレンジを楽しんでみてください。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Nippon Express ドイツ・デュッセルドルフのオートジャパン 車のことなら任せて安心 習い事&スクールガイド バナー

デザイン制作
ウェブ制作