ライプニッツ予防研究疫学研究所によると、旧東ドイツ地域で新型コロナウイルスの感染者数が比較的少ないのには複数の理由があるという。
例えば東部では、人口密度がかなり低い州があること、西部に比べてカーニバルがあまり盛んでないことなどが挙げられる。
また旧西ドイツ地域では、海外のスキー場から帰国した人々から感染が確認されたが、東部ではこのような報告はあまりない。平均して東ドイツの方が西部よりもいまだに給与水準が低く、旅行先が異なったためだと考えられている。
旧東ドイツで行われていたBCG予防接種の効果については、今のところ有効性を示す証拠はない。