ドイツ通信社によると、コロナ禍によって住宅を対象とした侵入窃盗の件数が減少したという。接触制限措置などで自宅や近所に滞在する時間が増えたことが要因とみられ、この傾向はほぼ全国的に表れている。
例えば、人口が最も多いノルトライン=ヴェストファーレン州では、昨年の3月1日から4月26日までの間に3856件の侵入窃盗があったが、今年の同期間には2336件と約40%減少した。
またバイエルン州では、万引きや傷害事件、詐欺、性犯罪の報告数も減っている。バーデン=ヴュルテンベルク州では、特に公共の場で起きる犯罪が著しく減少しているという。
15 Nov. 2024 1230号
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