ラボダイレクトの調査によると、コロナ禍の影響でドイツ人の4人に1人が、2020年の3〜4月に食料品の買い占めをしていたことが分かった。
同調査では、ドイツ人がコロナ以前よりもパンやパスタ、野菜を多く購入する傾向にあったことが明らかに。世代別に見ると、子どもがいる中年層(35%)が、買い占めを行なっている割合が多かった。一方で、ドイツ人の大多数(76%)はコロナ禍に動揺することなく、以前と同量か、より少なく購入していたという。
また回答者の44%が、コロナ禍による食品廃棄物の増加を予想していたが、実際に買いだめした食料品を廃棄しなければならなかったと答えたのは25%のみだった。同社の別の調査によると、2019年の同時期に食品廃棄をしている人の割合は26%。コロナ禍の買い占めによる大きな影響は見られなかった。
15 Nov. 2024 1230号
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