ハンブルクでは、新型コロナウイルス感染拡大防止措置として、ナイトライフが盛んな地区でのアルコール販売を法的に制限する決定が下された。規制緩和以降、再び制限が導入されるのは初めて。
アルコール販売禁止が実施されるのは、ザンクト・パウリ地区、シャンツェンフィアテル地区、オッテンセン地区。販売禁止期間は金・土・日曜日の午後8時〜午前6時までで、パブ、バー、カフェのほか、キオスクやガソリンスタンド、スーパーマーケットでの持ち帰り用のアルコール販売も規制対象となる。
規制導入の背景には、コロナ禍にもかかわらず、多くの人々が週末にこれらの地域に集まって飲酒し、ソーシャルディスタンスを守らなかったことにある。この規制に対し、ハンブルクでは「(規制導入が)遅すぎる」というものから「間違っている、やりすぎだ」という声まで、さまざまな反応が起こっている。
15 Nov. 2024 1230号
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