ハンブルクのエッペンドルフ大学病院がドイツ医学誌で発表したところによると、ほとんどのドイツ人が彼らのパートナーシップと性的関係に満足しているということが分かった。この調査は、18~75歳の約5000人の男女を対象に行われた。
調査の結果、男性では36~45歳、女性では26~35歳が最も頻繁な性生活を送っており、年齢層が上がるにつれて減少傾向となることが明らかに。一方、66~75歳の性的満足度は、中年クライシスや閉経を迎えるであろう46~55歳の年齢層を上回っており、性的満足度と性的活動の頻度は必ずしも比例するものではない。
性的満足度は、経済状況やパートナーとの信頼関係、健康状態などと相関する。同チームの代表を務めるブリケン氏は、「幸福とセクシャリティーの関係性はこれまでも幾度となく論じられてきたが、医療分野ではそれほど理解が進んでいない」とし、肉体的幸福や親密なパートナー関係が健康状態に及ぼす影響について、医療分野での議論をより進めていくべきだと語った。
15 Nov. 2024 1230号
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