ジャパンダイジェスト

国民の90%以上が毎日パンを食べる国ドイツ - パンはだまってバターを塗って食べるべし!

ドイツ人の実に90%以上が毎日パンを食べており、これは1人当たり年間20キロ以上の量に相当する。また、2014年にはドイツのパン文化がユネスコ無形文化遺産に指定され、昔も今もドイツ人にとってパンは生活必需品だ。

1990年代、サンドイッチやバケットなどがドイツパンの地位を脅かすなか、当時のドイツ農業中央マーケティング協会(CMA)は9月の最終金曜日を「パンとバターの日」に制定。バターを塗って食べる、というクラシックなパンの食べ方の推進に努めた。

そんな王道の食べ方を研究し続けるのが、パンソムリエ兼製パンマイスターのイェルク・シュミット氏。ドイツ国内のベーカリーチェーンから、バターと最高のコンビネーションを生み出すおすすめの「クルステンブロート」をピックアップ。そのうちのいくつかのベーカリーをご紹介しよう。

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・Lindner:1964年に誕生したオリジナルレシピで、石窯で焼かれている。ほんのり酸っぱく、ジューシー。ハーフで1.94ユーロ。
・Wiener Feinbäcker Heberer:125年の伝統の味。ローストされた風味で、ずっしりと堅め。1キロで2.65ユーロ。
・Lieken Urkorn:「Lieken Urkorn CHIAktiv」はスーパーフードのチアシードが入ったパン。スーパーマーケットで購入可。400グラムで1.49ユーロ。
・Steinecke: 18時間熟成させ、400度の高温で焼き上げる。甘めなのでそのまま食べても◎。500グラムで1.65ユーロ。
・Zeit für Brot:ほんのり苦く、中はふわふわ。店舗はベルリン、フランクフルト、ハンブルクのみ。1キロで5.60ユーロ。

参考:ICONIST「Deutsches Brot im Urteil des Brot-Sommeliers」
 
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