会計事務所PwCの調査によると、ドイツ国民の4人に1人(24%)が、一般の食品より多くの有機(オーガニック)食品を購入していることが分かった。2017年の同調査では、14%しかいなかった。
健康のために毎日の食事に気を配り、意識的に購入する人が増えているが、有機食品の方が環境への配慮が高いこともポイントの一つになっている。また購入者は年齢や家族構成によってもばらつきがあり、特に子どもがいる家庭では、有機食品が食卓に並ぶ頻度が格段に高い。
有機食品をオンラインで購入することについては、一般の食品と比べて鮮度が落ちるペースが早く、品質が低下するという意見が多い。また68%が配達によって環境負荷を与えるとして、有機食品はオンライン販売に不向きだと感じているという。
消費者は有機食品の認証マークの有無を重視しており、59%の人が認証マークが購入決定に影響を与えると述べている。2017年はその割合は、47%だった。
20 Dez. 2024 1232号
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