水処理専門のメーカーであるカリガン社が主要各国の水について調査したところ、国別に水分補給のタイミングやポイントが異なることが分かった。
その調査によれば、ドイツ人の39%は、喉が渇いたときにしか水を飲まないという。同じ質問ではスペイン人で29%、イタリア人で23%しかいなかった。身体の水分がわずか2%不足するだけで、パフォーマンスや集中力、反応速度が低下し、喉の渇きは身体からの警告信号となる。
また水の種類について、ドイツ人は炭酸水を好む傾向があることが判明。例えば、ドイツ人の40%が食事の際に炭酸水を選んでいるが、スペイン人では5%、英国人では8%、フランス人では10%のみが、炭酸水を好むと回答した。ドイツ人が炭酸を含まない常温の水を好んで飲むのは、朝起きてすぐの時だけだという。
さらに、水道水が新型コロナウイルスに汚染されていることを懸念している人の割合は、米国では62%、スペインでは48%と多かったが、ドイツでは25%と少ない。ちなみに飲料水は、ドイツで最も管理されている食品の一つであり、躊躇なく飲むことができる。
15 Nov. 2024 1230号
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