ドイツでもコロナ禍によってイヌなどのペットの購入数が増えたが、ペットとしてミニブタの人気も高まっている。ブタはそれぞれに個性があり、特に学習能力が高い動物とされる。ELTE大学の研究者は、ミニブタがイヌのように飼い主と親密な関係を築けることを発見。イヌとの違いとしては、ブタの方がより強い意志を持って自主的に行動することだという。
現在ドイツでは、数千匹のミニブタがペットとして飼われているというが、専門家によるとアパートでの飼育は適切ではないという。そもそもブタは農場の動物とみなされているため、ドイツでは獣医局に登録しなければならない。
ブタは1年中いつでも屋外で走り回ることを好み、また鼻先で地面に穴を掘る習性があるため、育てるには広い運動場が必要。もし自宅に庭があったら、庭を荒らしてしまうこともあるという。
さらに、ミニブタも最終的には大きくなり、体長60センチ、体重は60キロ程度まで成長する。中には100キロ近くまで成長するミニブタもいるので、飼う前によく考える必要がある。
15 Nov. 2024 1230号
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