ロベルト・コッホ研究所に置かれた予防接種委員会(STIKO)では、1回目にアストラゼネカを接種した人は、2回目の接種でファイザーやモデルナなどのmRNAワクチンを接種すると免疫反応が強まるとして、異なるワクチンの接種をすすめる方針を示した。この新しい接種方法では、1回目と2回目の接種の間隔を短くできる利点もあるという。
また製薬会社のアストラゼネカとオックスフォード大学の研究者が共同で行った研究によると、アストラゼネカ製ワクチンを2回目の投与から6カ月以上経過したときに、3回目を接種することで、大幅に免疫力を高められるという。これは査読前論文ではあるものの、変異株にも効果が期待できるとして注目されている。
15 Nov. 2024 1230号
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