欧州15カ国に対象にKantar社がVodafone Instituteのために行った調査によると、ドイツの都会生活者の半数以上(53%)が、今後1~2年のうちに田舎に引っ越すことを想定しているという。コロナ禍が強く影響しており、ドイツの都市部に住む人の29%が、田舎での生活に対する見方が変わったと答えている。
欧州の都市部に住む人の69%は、田舎に引っ越す最大のメリットを自然が近くにあることだと考えており、家賃が安さがメリットだと答えた人は35%しかいなかった。また41%の欧州人は、田舎に住むメリットがデメリットを上回ると思っている。
一方、欧州の農村部に住む人々で、都市部に移りたいと考えているのは35%に過ぎず、大半は自分の住んでいる場所に満足しているようだ。ただしドイツでは、田舎に移住する場合、70%が良好なインターネット接続を必須条件と考えいる。
20 Dez. 2024 1232号
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