就職情報サイトMonsterのよる調査によると、調査対象者の10人に4人(39%)は、プライベートの人脈によって仕事を得たことがあり、半数以上(55%)はそのような経験がないことが分かった。
また今回の調査では、年齢による違いもみられた。25〜34歳の約半数(48%)が自分が置かれている社会環境を通じて仕事を得たと回答。一方、55歳以上の年齢層では33%にとどまった。
さらに、女性は小中学校の友人と連絡を取ることが多く(42%)、男性は学生時代の仲間と連絡を取ることが多い(13%)という結果に。一般的にドイツ人は、学生時代の友人や以前の職場の同僚とは長期間にわたって連絡を取り合う(それぞれ47%)が、最も連絡を取り合う頻度が低いのは元上司(13%)と教師・講師(8%)だった。
今回の調査では、仕事上の付き合いよりもプライベートな付き合いの方が、就職において大きな役割を果たしていることが明らかになった。人脈を維持することは、夢の仕事への扉を開き、次のステップにつなげるためにも必要そうだ。
15 Nov. 2024 1230号
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