DKV Report 2021によると、ドイツで健康的なライフスタイルを送っているのは、国民の9人に1人しかいないことが分かった。
この数字は調査が始まった2010年以来の低水準で、特に座位時間の長さが問題になっている。ドイツ人は平日に座っている時間は平均8.5時間で、前回の調査(2018年)と比べて1時間増えた。特に18~29歳の若年層では、平日に10.5時間にもおよぶ。
コロナの影響で増えたテレワークにより、座位時間がさらに長くなったと見られている。座っている時間は仕事中(33%)とテレビの前(29%)が多く、男性は女性より1時間長く座っている傾向にある。一般的に、長時間座っていると健康に悪影響をおよぼす可能性があるといわれている。
また、60%の人がストレスを軽減する方法を見つけられていないことも分かった。これまでに調査された中で最も高いストレスレベルだという。
15 Nov. 2024 1230号
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