商品の価格は変えずに内容量やサイズを小さくする「シュリンクフレーション」。ハンブルクの消費生活センターは消費者を守るため、シュリンクフレーションされた五つの商品からワースト1を決める投票を毎年開催している。
2021年に候補になったのは、ネスレ社の「キットカット」が同じ値段にもかかわらず5個から4個入りに、クノール社の「クリームソース」が3パックから2パック入りになったなどの事例。これらは、実質25~50%の値上げに相当するという。
1月24日まで消費者によるオンライン投票が開催され、見事2021年のワースト1に選ばれたのはホーマン社のパプリカソースだった。同商品は500ミリリットルから400ミリリットルに内容量が減り、最大88%の大幅値上げとなった。
15 Nov. 2024 1230号
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