エッセン大学病院の報告によると、昨年3~5月の間に全国で最大500人の子どもが自殺未遂を起こし、集中治療室で治療を受けたとみられている。コロナ禍以前と比較して、2回目のロックダウン中の自殺未遂者数は約400%も増加。外出制限に伴う社会的孤立は、うつ病や不安障害のある子どもをさらに苦しめたという。
この結果を受けて、同病院の小児集中治療室のドーナ=シュヴァーケ医師は可能な限り対面で学校生活を送ることを推奨。またソーシャルメディア以外の社会とのつながりが、うつ病などの病気対策になるという研究結果も出ている。
15 Nov. 2024 1230号
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